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【謹賀新年】2026年、新年のご挨拶

このブログをご覧の皆様、新年あけましておめでとうございます。

2025年の競馬界は、フォーエバーヤングによる米ブリーダーズカップクラシック制覇という、歴史的偉業に沸きました。1995年に日本競馬がダート競馬の体系整備に乗り出した頃は、アメリカという“山”を高すぎて手が届かない存在に感じていたはず。そのアメリカ競馬に於けるトップオブトップに日本調教馬が立つ未来を、あの時に描いていた日本人は、私を含め誰もいなかったでしょう。

そしてそこに辿り着いた今だからこそ、もっともっとダート競馬の魅力を知ってもらわなければいけないはずです。くしくも2025年はTVドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」にて競馬の世界に身を置く人々、その魅力に取りつかれた人々の肖像が描かれたことで、今までと違う形で競馬の魅力を知っていただく機会がありました。そして実際に、放送を機に、映像越しに映る競馬場の雰囲気、そして目に見える売り上げは大きな変化があったといえます。それと同じように、フォーエバーヤングの偉業からどうダート競馬に対する視線が変わっていくのかは、注視すべきかもしれません。

ではそれをもって、日本の競馬界を取り巻く未来がバラ色であるとは、とてもいえません。1つ例を挙げれば、ご存知の方も多いでしょうが、中央競馬では2026年にデビューする新人騎手が不在という事態になりました。次なる世代が加わり、育っていくというサイクルがなければ、先細りになっていくのは自明のこと。そして競馬というスポーツは、主役である馬を支える人がいなければ決して成立しないのです。

実際、一部地方所属のトップジョッキーが北へ南へと駆け巡っているのは、それだけ腕のある騎手が少なくなっていることの裏返し。言い換えれば人材が先細りしていることと、無関係とはいえないのです。確かに今は人材を求める活動を業界として積極的に行っているように映りますが、ではそういった人材のために受け入れる側は何も変わらなくて良いのか。その議論や考察がない現状に、私は強い危機感を抱いています。

話をダート競馬・地方競馬に戻しますと、国内ダート競馬の新体系は2年目にして早くも定着した印象を受け、統一GⅠは毎回大変な盛り上がりがありました。そんな中で地方所属馬もJBCスプリントファーンヒルが、東京大賞典ディクテオンが制し、存在感を発揮しました。特にディクテオンは地方所属馬として初の海外グレード競走制覇という偉業を成し遂ており、地方競馬の関係者も新しい世界を求めようとしていることは、強い馬づくりに必ず活かされるはず。その先にフォーエバーヤングのような名馬が地方競馬から輩出されることも、夢物語ではないと思っています。

そんな盛り上がっているダート競馬・地方競馬の世界に身を置いているはずなのに、取り巻く環境が大きく変わってしまい、競馬と向き合う時間が大幅に減っているのが私の現状です。ブログやツイッター(今は“X”を呼ぶべきだけど、私はコレで通します)で見どころを記すことも限られた機会になってしまいますが、本年もこのブログおよびツイッターでの発信に、ご興味をいただければ幸いでございます。

最後になりますが、皆様の健康とともに、午年の2026年が素晴らしい年になることを願っております

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元旦は川崎・名古屋・高知で開催が行われますが、重賞が組まれていないので、見どころは掲載いたしません。次に掲載する記事は、2日に行われる帯広記念の全頭解説となります。


by hirota-nobuki | 2026-01-01 08:30 | 地方競馬 | Comments(0)

地方競馬・ダート競馬の発展を願ってやまない博田伸樹(ヒロタ・ノブキ)です。この場を通じて地方競馬・ダート競馬により興味を持つ人が1人でも増えてほしいと願っています。 twitter:@HirotaNobuki


by hirota-nobuki