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2025年12月31日の注目レース見どころPART1 笠松・園田編

2025年の大晦日は例年通り、開催される5場全てで重賞競走が予定されています。今年は荒天の予想は出ていない模様ですが、念のため開催の可否は主催者発表の情報をご確認ください。この記事では発走時刻が早い、笠松と園田のレースについて見どころを紹介していきますが、大井・水沢・高知の競走はレース当日の昼ごろまでを目処に、新しい記事として掲載いたします。

笠松競馬11レース「第54回 東海ゴールドカップ」(15:55発走)

(古馬重賞・2500m)

出走取消:(7)番 ドスハーツ

昨年このレースの距離が2500mに戻ってきたが、その勝ちタイムは2分50秒0。実はこのタイム、2500mで行われたこのレースの勝ちタイムとしては最も遅かった。もちろん当時と取り巻く環境が違うので一概に比較するのは筋違いだが、その理由の1つに長距離戦に対する経験値が下がったことで、乗り役が臆病になったのではないのか。それを駆け引きと言いくるめてしまうのは、私は違う気もしている。

昨年は3歳馬のフークピグマリオンが制したが、今年も3歳馬のコパノエミリアに注目が集まる。中央から戻ってきてから重賞3勝というのもそうだが、何といっても関東オークス2着が光る。前走笠松GP5着は明らかに距離不足だったので、距離延長も味方につけられそう。2008年のオグリシルク以来となる、牝馬による制覇はあるだろうか。

それに待ったをかけるとしたら高齢組で、前哨戦のレジェンドハンター記念(昨年までのウインター争覇)を制したゴールドギアは10歳馬。今年は盛岡の芝重賞も制した芝馬だが、芝シーズン終了とともに戻ってくると、ダートでも結果を出している。特に笠松コースは2戦2勝と相性が良く、そのコース適性で逆転に期待がかかる存在だ。

さらに11歳馬のヒストリーメイカーは、道営から転入初戦となった前走を勝利。今期重賞2着が2回あるように力の衰えはなく、かつて中央時代に統一グレードでも好走した地力は、忘れることが出来ない。2年ぶりの重賞タイトル奪取も、不可能ではないだろう。

この他ではレジェンドハンター記念で3着に入った3歳馬のヒフミバンタムや、秋に復帰してから3連勝中のニホンピロダイズなど、多彩なメンバーが揃った。年末の大一番にふさわしい、最後まで手に汗握る戦いを期待したいものである。

園田競馬11レース「第54回 園田ジュニアカップ」(16:05発走)

(2歳重賞・1700m)

兵庫県競馬の2歳世代の頂点を争う1戦であるが、実はある部分で競走条件が揺れ動いている。それは転入馬の出走可否に関する部分で、過去には出走可能だった時期もあったが、今年は生え抜き限定戦。そのため兵庫ジュベナイルCネクストスター競走を制したエイシンイワハシルは、道営デビューのためこの舞台に立てない中で争われる1戦である。

そのエイシイイワハシルが制した重賞2戦で、ともに2着だったのがリーガルタイム。実は人気はどちらもこちらが上だったが、レースでは一歩先を行くライバルを捕まえることが出来なかった。そのライバルがいない中でしっかり結果を残せるのか、問われる1戦といえるだろう。

そのリーガルタイムとデビュー戦から際どい競馬をしてきたのがアングレ。前走ネクストスター競走は1番枠で砂をかぶって大敗してしまったが、外枠を引いた今回はスムーズに先行できれば巻き返せるのではないか。4度目の対戦となる今回、一矢報いることが出来るだろうか。

ただし上記2頭は、1700mが初体験。一方で今年は例年以上に今回と同じ1700m戦が多く組まれており、既にゴッドフェンサーシェナマックスの2頭は、この距離で2勝を挙げている。前者は敗れた2戦がともに重賞で、勝ち馬不在の上に距離延長なら、チャンスは十分。また後者は9戦7連対という安定感があり、ゴッドフェンサーには連敗中でも、侮ることはできないだろう。

もっとも今年は昨年のオケマルのようなスケール感のある存在がおらず、力関係が掴みづらいところもある。当日の気配や展開ひとつで波乱となる可能性もありそうで、必要以上に人気に左右されることは危険な1戦かもしれない。

(詳細な出走表は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)


Commented by hirota-nobuki at 2026-01-08 22:45
東海ゴールドカップ結果

1着 (9)番 ヒストリーメイカー(2番人気)
2着 (12)番 ゴールドギア(3番人気)
3着 (1)番 ニホンピロダイズ(4番人気)
5着 (3)番 コパノエミリア(1番人気)

2周目向正面から大きく動いたこのレース。ここで大外から捲って出たヒストリーメイカーが、最後の直線で抜け出すと、最後迫ったゴールドギアも振り切った。今期道営の重賞戦線でも上位を賑わせていた程だったので、この組み合わせなら顔が効くという印象の勝利。それにしても11歳馬と10歳馬よる決着は、平地重賞では聞いたことがない。人気を背負ったコパノエミリアは、年齢からくる長距離重賞に対する経験値の差が、敗因の1つだったかも。
Commented by hirota-nobuki at 2026-01-08 22:46
園田ジュニアカップ結果

1着 (1)番 ゴッドフェンサー(2番人気)
2着 (10)番 リーガルタイム(1番人気)
3着 (4)番 サザンウォリアー(3番人気)

後方からの競馬になったゴッドフェンサーだったが、2周目向正面から大外を捲っていき、4角で先頭に追い付く。そして最後の直線では粘るリーガルタイムを競り落とし、重賞初制覇を飾った。初コンビとなった小牧太騎手が、行き脚がつかないと見るや腹をくくって末脚に懸けたのが見事。前が止まっていない中で、この馬だけが追い込んできたことも含め、この舞台では一枚上手だった。
by hirota-nobuki | 2025-12-31 00:30 | 地方競馬 | Comments(2)

地方競馬・ダート競馬の発展を願ってやまない博田伸樹(ヒロタ・ノブキ)です。この場を通じて地方競馬・ダート競馬により興味を持つ人が1人でも増えてほしいと願っています。 twitter:@HirotaNobuki


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