ばんえい帯広「ヤングチャンピオンシップ」見どころ(2025年12月29日 19:30発走)
2025年 12月 28日
ばんえい帯広競馬11レース「第27回 ヤングチャンピオンシップ」
(2歳・産地別選抜重賞・200m)
今年のばんえい競馬は、春先に発生した馬インフルエンザに伴う開催中止があったため、2歳世代の始動が例年より1ヶ月程度遅くなった。それに伴う成長カーブにどんな影響が出ているかは何とも言えないが、この先にあるイレネー記念までに勢力図が大きく変わる可能性があるかもしれない。
1冠目のナナカマド賞を制したのはホクセイイワキヤマ。この時も2着と同タイムだったように接戦に強いことに加え、ここまでオール連対という安定感は群を抜いている。単独トップハンデの600キロを曳くとはいえ、それが不利になるような力関係ではない。最後に抜け出して、2冠達成のシーンを見せてくれるだろうか。
そしてこのナナカマド賞に出走した10頭中、ホクセイイワキヤマを含む7頭が十勝地区の地区戦で覇を競った。それだけ今年は十勝地区が抜けてレベルが高いといえるが、そこでナナカマド賞組を差し置いて制したのがキングウンカイである。実はこの1戦を含め、対ホクセイイワキヤマは2勝1敗と、対戦成績で優位に立つ。当時と同様に10キロのアドバンテージを利して、2冠阻止の立役者になるか。
一方で他地区の馬となると、ナナカマド賞のメンバー構成からも劣勢感が否めない。それでも脅かしそうな存在となれば、ホクセイイワキヤマ以外で唯一のナナカマド賞出走組である、釧路地区のジェイノホマレ。また近況安定した戦いぶりに好感が持てる、北央地区のヤマノブラウンあたりか。いずれにしろ十勝地区の2頭を脅かす馬がいるのかが、このレース最大の見どころである。
(詳細な出走表は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)
明日12月30日はばんえい帯広・大井・笠松で重賞が行われる予定ですが、ばんえいダービー以外に関しては掲載を取りやめさせていただく可能性が出てまいりました。ご了承ください。
1着 (6)番 キングウンカイ(2番人気)
2着 (5)番 ホクセイイワキヤマ(1番人気)
3着 (3)番 レッドウンカイ(8番人気)
第2障害の仕掛けまでは他馬に先行を許していたキングウンカイだが、抜けてからキャンターで先に抜けた各馬を一気に交わし、そのまま圧勝した。敗れた2戦で大きく崩れたのが何だったのかと思うくらい、現時点における力の違いを見せつけた1戦。少なくともイレネー記念を迎えるまでは、この馬が世代を牽引する形で進むことだろう。
