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JBC2023スペシャルPART3 門別「JBC2歳優駿」全頭解説(16:30発走)

門別競馬11レース「第4回 JBC2歳優駿」(2歳・JpnⅢ・1800m)

近年は輸送に関するノウハウの確立や、慣れた環境で調整する考えが広まったことで、長距離輸送を伴う場合でも最終追い切り後に輸送するのが一般的だ。しかし昨年のJBC2歳優駿で唯一事前入厩したゴライコウが制したことを受けてか、今年の中央勢は5頭中3頭が門別で最終追い切りをかけてきた。これで継続的に結果を出すことにつながれば、既成概念に一石を投じることになるかもしれない。

<全頭解説>

(1)番 ダバイエスペランサ(北海道)

重賞になるとひと息の競馬が続いていたが、前走サンライズCで3着と、初めて馬券圏内に入った。この1戦でトップクラスに追いついたとするのは早計だが、強い相手にもまれてきた経験値は侮れない。乱戦になれば、浮上する余地は十分あると思う。

(2)番 パワーキングダム(北海道)

2勝はともに短距離戦で、1度だけ経験した1周競馬のブリーダーズゴールドJrCはシンガリ負け。距離に疑問符が付く上に、先週出走予定のレースを取り消したという臨戦過程も問題。勝負になりそうな理由を、全く見つけられない1戦である。

(3)番 フォーエバーヤング(中央)

デビュー戦は直線で馬群を割って抜け出すと、一気に後続を4馬身千切る切れ味を披露。京都1800m1分54秒8の勝ちタイムは特筆すべき次元ではないが、スケール感を感じる内容だった。あの切れ味を再現できれば、十分戦えるはずだ。

(4)番 ティントレット(北海道)

デビュー戦で大物感溢れる勝ちっぷりを披露したが、その後は尻すぼみを感じる成績が。特に近2走は大きく馬体を減らしており、馬体の成長がないのは結果が出ていない要因か。裏を返せば馬体が戻れば反撃可能ともいえるので、当日の馬体中は注目すべきだろう。

(5)番 ブラックバトラー(北海道)

前走サンライズCで早い段階で手綱が動く苦しい戦いだったが、それでも2着を確保。デビュー2戦目でブリーダーズゴールドJrCを制した素質は、しっかり示した1戦だった。苦戦の要因を理解して対処できているなら、当然巻き返しを期待していいと思う。

(6)番 モアリジット(中央)

中央勢でこの馬だけが初ダート。旧北海道2歳優駿時代に初ダートで制した馬が1頭いるが、この時は今も2歳コースレコードとして残る程の高速馬場でのもの。芝で見せている先行力を披露したとしても、厳しい戦いが見込まれる。

(7)番 フォーディアライフ(中央)

芝で勝ち上がれず、ダートに転じた前々走で逃げ切り勝ち。前走500万下でも先行することはできたが、直線で一杯になったところを見ると、マイペースで運べることが求められるか。まずはその形に持ち込んで、ライバルを慌てさせたい。

(8)番 インテンシーヴォ(北海道)

羽田盃馬トランセンデンスの半弟として期待を集めていたが、重賞初出走となった前走サンライズCでシンガリ負け。初経験の揉まれる競馬に対応できなかったにしても、さすがに負けすぎか。トップクラスで通用するには、まだ時間がかかりそうだ。

(9)番 エストレヤデベレン(中央)

デビュー戦は向正面で先行勢をまとめて交わし、最後さらに突き放す圧勝。相手が楽だったからこそできた芸当だが、阪神1800m1分55秒8の勝ちタイムはまだ詰められそう。一気に相手強化する舞台だが、期待できる感触はある。

(10)番 パッションクライ(北海道)

重賞初出走となった前走サンライズCは、4角先頭から押し切って制覇。唯一敗れた相手でもある、逃げたカプセル(後に平和賞優勝)をねじり倒すような走りは圧巻で、一気に主役に躍り出た感が。この走りを再現できれば、圧倒するシーンまであるかもしれない。

(11)番 マイベネラルブ(北海道)

3戦目で初勝利を挙げた後は、ひと息の競馬が続いている。盛岡の芝を試した前走でもレース振りが変わった印象はなく、距離を延ばしてきた今回も変わり身は期待しにくい。今後に向けたきっかけを掴めれば、御の字ではないだろうか。

(12)番 サンライズジパング(中央)

新馬戦は芝で敗れたが、ダートに転じた前走を快勝。阪神1800m1分54秒1の勝ちタイムは2歳戦の開催ベストも、脚抜きのいい馬場だったことは差し引くべきで、本質的には芝向きかも。素質でどこまで戦えるかを、問うことになりそうだ。

(詳細な出走表は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)

このあと、JBCクラシックの全頭解説記事を掲載します。


by hirota-nobuki | 2023-11-02 22:50 | 地方競馬 | Comments(0)

地方競馬・ダート競馬の発展を願ってやまない博田伸樹(ヒロタ・ノブキ)です。この場を通じて地方競馬・ダート競馬により興味を持つ人が1人でも増えてほしいと願っています。 twitter:@HirotaNobuki


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