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2022年12月30日の注目レース見どころ(笠松・大井・ばんえい帯広)

年末年始は各地で数多くの重賞が組まれます。そこで年明け1月3日まで、これらの競走を中心に見どころを紹介していきます。なお紹介順は、発走時刻を基準としております。

笠松競馬10レース「第26回 ライデンリーダー記念」(15:40発走)

(2歳・北陸東海交流重賞・1400m)

交流戦になって今年が3回目だが、活躍が目立っているのは金沢勢。一昨年は唯一参戦したマナバレンシアが2着に入り、2頭参戦した昨年はエムティアンジェが勝って、3着にもボサノヴァ。それだけに今年は3頭参戦する金沢勢の動向は注目されるが、大将格は兼六園ジュニアCでメンバー唯一の重賞勝ちを果たしているノブノビスケッツだ。前走金沢ヤングチャンピオンは大敗したが、距離延長が良くなかったとすれば、距離短縮は好材料。昨年に続き、タイトルを持ち帰れるだろうか。

迎え撃つ笠松勢は、目下5連勝中のセイジグラットに期待がかかる。ハナを奪えるようになってから連勝街道を歩んでいて、前走準重賞も逃げ切り勝ち。2年続けてタイトル流出を避ける意味でも、強気に戦ってほしいところだ。その準重賞で2着だったメイクストームは、その前にラブミーチャン記念でも2着に入っている。混戦になれば末脚を武器に、台頭する力はあるだろう。

交流戦になってから勝っていない名古屋勢も、大崩れしていないエムエスドンに、前走笠松で好時計勝ちしたイグアスワークと、力のある馬が参戦。昨年のエムティアンジェのように他を圧倒する競馬で勝ち続けている馬がいないだけに、地区レベルの差が勝敗を分ける気もしている。

大井競馬10レース「第16回 東京シンデレラマイル」(16:30発走)

(古馬牝馬重賞・1600m)

今年の3歳牝馬で、というより地方の3歳世代で最強という声も上がり始めているスピーディキックが、ここで初めて古馬にぶつける。正直な話、統一グレード戦線や牡馬相手にどんどんぶつけてほしい馬だが、まずは足慣らしということだろう。久々のマイル戦に加え、初めて背負う55キロがどの程度影響するか微妙だが、それで簡単に崩れてほしくない1戦だ。

これを迎え撃つのが、3連覇を目指すダノンレジーナである。今年はグランダム・ジャパンの総合優勝を目指すローテーションで、見事にそのタイトルを獲得。ただし4月のしらさぎ賞を取りこぼすなど、昨年より走りに迫力を感じない。57キロは背負い慣れており大丈夫だが、それで若い力を抑えることができるだろうか。

割って入るとすれば、前走トライアルを制したセパヌイール。南関東移籍後は順調に使えないながらも結果を残し続けており、初の重賞出走でも魅力は十分。また南関東ローカルの牝馬限定戦なら、実績馬リネンファッションの巻き返しも侮れないところだ。

ばんえい帯広競馬11レース「第24回 ヤングチャンピオンシップ」(19:25発走)

(2歳・産地別選抜重賞・200m)

“ばんえい甲子園”という通称もあるように、どの地区がレベルが高いのかという比較も例年はあるのだが、今年は開幕直後から2頭が他を圧倒する形で推移。その2頭は順当に産地別特別を制したことで、1冠目のナナカマド賞同様に2強対決の様相となった。

1冠目のナナカマド賞を制したのはタカラキングダム。スタートから終始後続を引き離す積極的なレースを演じ、他馬を引き付けてから第2障害をトップ抜けして快勝。その直前の2連敗は、第2障害に着くまでにリードを奪えなかったことから、先に着いて息を入れる時間が欲しい。その競馬が出来れば、2冠達成に近づくことが出来るだろう。

そのナナカマド賞で2着だったキョウエイプラスは、第2障害までにタカラキングダムに置かれた分、捕まえられなかったという競馬。第2障害までついていき、相手が一息できる時間を削れれば、雪辱するシーンが見られると思う。

ちなみに両馬の直接対決は、ここまで2勝2敗。どちらもそれ以外の馬に先着を許したことはなく、どちらかに何らかの破綻がないと割って入るのは苦しいだろう。もし崩れるとしたら、お互いを意識しすぎ、息を入れないままに第2障害に仕掛けた時ではないか。

(詳細な出走表は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)


Commented by hirota-nobuki at 2023-01-03 23:41
ライデンリーダー記念結果

1着 (5)番 エムエスドン(2番人気)
2着 (6)番 ヒロチャン(9番人気)
3着 (2)番 メイクストーム(4番人気)
8着 (4)番 セイジグラット(1番人気)

逃げるセイジグラットをマークして競り潰したエムセスドンが、後続の追撃を振り切った。名古屋のトップグループで戦っている地力を見せたが、逆に名古屋でゴールドウィング賞まで4戦無敗のセブンカラーズの素質を際立たせたともいえる。人気を背負ったセイジグラットは、楽に逃げられなかったためか3角で一杯となり、脆さを見せてしまった。
Commented by hirota-nobuki at 2023-01-03 23:43
東京シンデレラマイル結果

1着 (2)番 スピーディキック(1番人気)
2着 (11)番 トップザビル(6番人気)
3着 (8)番 セパヌイール(2番人気)

序盤中団にいたスピーディキックが、エンジンがかかったら瞬間移動したかのように先頭に追い付き、その勢いのまま突き抜けた。ここまで力の違いを見せつけられると、統一グレード戦線はもちろん、牝馬の枠に収まらない活躍を期待するしかない。失礼を承知でいうと、ここは場違いな舞台だった。
Commented by hirota-nobuki at 2023-01-03 23:44
ヤングチャンピオンシップ結果

1着 (5)番 キョウエイプラス(2番人気)
2着 (9)番 タカラキングダム(1番人気)
3着 (6)番 ジェイヒーロー(3番人気)

第2障害に着くまでにリードが欲しかったタカラキングダムだが、それが叶わず、第2障害でややモタついた。一方で勝ったキョウエイプラスは、しっかりついていけたことで、先に第2障害を抜けて押し切ることに成功した。この2頭の関係は、イレネー記念まではこのままいくと思われる。
by hirota-nobuki | 2022-12-29 22:10 | 地方競馬 | Comments(3)

地方競馬・ダート競馬の発展を願ってやまない博田伸樹(ヒロタ・ノブキ)です。この場を通じて地方競馬・ダート競馬により興味を持つ人が1人でも増えてほしいと願っています。 twitter:@HirotaNobuki


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