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JBC2022スペシャルPART1 JBCアンダーカード(ジュニアグランプリ、OROカップ)の見どころ

JBC当日のアンダーカードとしてローカル重賞を組むケースはこれまでもあったが、今回の盛岡開催では芝コースを持つ特性を活かし、通常は9月に行われる芝の地方全国交流競走2戦を、アンダーカードとして実施することになった。そのため1日5重賞となった本日の盛岡競馬は、全12レースの本賞金合計が、実に5億円弱。この金額を超えるとすれば、JBC本体の賞金が更に上積みされなければいけないが、その日が必ず来ることを願ってやまない。

ここではアンダーカードとして行われるジュニアグランプリOROカップの見どころを、紹介していきます。

盛岡競馬8レース「第24回 ジュニアグランプリ」(15:20発走)

(2歳・地方全国交流重賞・芝1600m)

地方全国交流とはいっても、参戦する大半はホッカイドウ競馬勢。そのホッカイドウ競馬勢は、2008年以降14年連続して連対馬を出し、うち10年は勝利を収めている。どちらがホームかわからないほどの成績を残している。

当然そのホッカイドウ競馬勢が中心になるが、今年は中央の北海道シリーズで2勝。その2頭が揃ってこの舞台を目指してきた。特にクローバー賞を勝ったジョリダムは、それで権利を得た札幌2歳Sを見送っての参戦。期するものがあるはずで、ここを勝ってさらなる飛躍につなげたいところだ。

そのジョリダムは逃げ切りだったのに対し、すずらん賞を制したコスモイグロークは直線一気の末脚で勝利を手にした。地元のダート戦でも後方からの競馬がメインだったので、それが芝で嵌った印象だが、距離が延びてもその末脚が繰り出せるのか、注目されるところだ。

地元勢では芝で2戦2勝のイイヒニナルが筆頭格か。ただ距離延長に加え、デビューから手綱を取る関本玲花騎手の減量がここはないので、課題は多い雰囲気だ。初芝組では南部駒賞を逃げ切ったエイシンケプラーや、重賞2着が続くメンコイボクチャン辺りが注目されそうだ。

盛岡競馬9レース「第24回 OROカップ」(16:01発走)

(古馬・地方全国交流重賞・芝1700m)

近年は盛岡の芝重賞を狙う形で地方へ移籍する芝馬も多く、交流戦では中央の芝重賞並みの豪華メンバーが集うようになっている。今年も中央の芝重賞を制した馬が5頭おり、激しい戦いが期待される1戦だ。

夏に行われた交流重賞のせきれい賞を制したのは、元中央OPのアトミックフォース。移籍後も未体験のダートで強敵相手に結果を残していたことから、移籍がいい方に出たのだろう。この距離は多少忙しいかもしれないが、こなせるだけの実績はあり、芝重賞連勝の期待は十分かけられると思う。

中央芝重賞勝ちがある組では、重賞2勝でダートでも見せ場を作る場面があるトーセンスーリヤや、3歳時に重賞勝ちがあり、金沢移籍で復活の狼煙を挙げたトウショウドラフタ辺りの動向が気になる。また芝重賞勝ちはないものの、東京優駿3着があるコスミックフォースが、久々の芝でどんな走りを見せるかも注目される。

また地元勢では盛岡芝で4戦3勝のソロフレーズに勢いがある。敗れた1戦はせきれい賞の4着だが、マイル前後では強い競馬を続けている。地の利を活かして逆転のシーンもあるだろう。

ただ芝の交流戦は、ダートで結果が出ていないからといって、簡単に見限れないのが難しいところ。それだけダートと芝の違いがあることを示しており、近況のダート戦より古い芝の実績を確認することを、予想の上では怠らないでいただきたい。

(詳細な出走表は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)


Commented by hirota-nobuki at 2022-11-04 22:29
ジュニアグランプリ結果

1着 (10)番 ラビュリントス(4番人気)
2着 (1)番 ナイトオブバンド(5番人気)
3着 (11)番 ジョリダム(1番人気)

前が速い流れ(前半1000m60.7秒)で引っ張るところ、中団から勝負所で動いたラビュリントスが、直線で先行馬を差し切った。中央の芝で敗れた時に、もっと動けるはずと関係者が語っていたそうだが、それを証明する内容。時計も評価できる。
一方で6頭参戦した遠征勢が6着まで独占。地元勢は芝重賞が立て続けにダート変更になり、経験値が浅かったことを差し引いても、南部駒賞に続いて地区レベルに疑問符が付く結果になった。
Commented by hirota-nobuki at 2022-11-04 22:37
OROカップ結果

1着 (7)番 アトミックフォース(1番人気)
2着 (4)番 コスミックフォース(4番人気)
3着 (13)番 ロードクエスト(8番人気)
中止 (3)番 トーセンスーリヤ(3番人気)

逃げたアトミックフォースが、途中動いたロードクエストに先頭を譲る場面もあったが、最後の直線で交わして圧勝。現状の充実度で他を圧倒していたので、これは順当勝ち。コスミックフォースも南関東で昨年重賞を制した程なので、芝適性の高さもあって、2着を確保。前年覇者ロードクエストは思い切った競馬で3着に残し、復調気配を示した。
by hirota-nobuki | 2022-11-02 23:00 | 地方競馬 | Comments(2)

地方競馬・ダート競馬の発展を願ってやまない博田伸樹(ヒロタ・ノブキ)です。この場を通じて地方競馬・ダート競馬により興味を持つ人が1人でも増えてほしいと願っています。 twitter:@HirotaNobuki


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