人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ゴールデンウィークの注目レース見どころ 2021年5月2日版(水沢・金沢・高知・ばんえい帯広)

各地で重賞ラッシュとなる地方競馬のゴールデンウィーク開催。ツイッターでは事前にお知らせしておりましたが、各地で重賞が行われる5月2日から5日に関し、重賞競走を中心に見どころを紹介していきます。

なお紹介は発走時刻順を基準としますが、ダート統一グレードが行われる5月3日から5日に関しては、その競走を冒頭に取り上げます。またレースの振り返りに関してはコメント欄ではなく、ツイッターを用いる予定です。

水沢競馬10レース「第41回 ダイヤモンドカップ」(17:30発走)
(3歳重賞・1600m)

昨年から岩手3歳3冠の初戦に位置付けられた1戦。かつて東北優駿が東北3県持ち回りで実施されていた当時は、岩手の代表馬決定戦になっていた競走でもあり、長年岩手競馬を楽しんでいたファンには落ち着く順番だと思っている。

ここはこの世代を牽引してきた牡牝の両雄である、リュウノシンゲンゴールデンヒーラーの対戦に注目が集まる。両馬は昨年9月22日に盛岡1400mで対戦しており、この時はリュウノシンゲンが4分の3馬身差で勝利しているが、当時は3キロ差。今回は2キロ差になり、また舞台が変わったことでどうなるかは見どころだ。

また転入後無傷の4連勝、前走はリュウノシンゲンのスプリングCより速いタイムで勝ってシエルクイーンが、両雄相手にどう戦うか。昨シーズンはリュウノシンゲンと際どい競馬をしていたグランフォロミーの巻き返しも見逃せない。

金沢競馬11レース「第2回 ノトキリシマ賞」(17:50発走)
(3歳牝馬・金沢デビュー馬限定重賞・1500m)

昨年このレースを無敗で制したハクサンアマゾネスは、直後の石川ダービーを制すると、古馬を含めた地元ナンバー1まで上り詰めた。その意味では縁起のいいレースともいえるが、条件的には能力差の大きい1戦である。

ここは生え抜きナンバー1であるサブノタマヒメの走りに注目が集まる。前走東海クイーンCは、初の遠征競馬に加え、ハイペースのサバイバルマッチに耐えられなかったという結果。遠征疲れがあったとしてもここは相手が楽で、勝ち方が問われる舞台だろう。

馬券的には相手探しになるが、冒頭で能力差の大きい1戦と称したように、出走メンバーの過半数となる5頭が未勝利馬。勝ち星の有無がそのまま能力差といえる状況でもなく、当日の気配優先で考えても良さそうである。

高知競馬7レース「第25回 黒潮皐月賞」(18:00発走)
(3歳重賞・1400m)

高知3歳3冠の初戦という位置づけだが、ここは普段から走り慣れた距離で行われる。それもあって2歳新馬戦が復活して以降の過去5回は、比較的上位人気馬同士で決着しているが、3番人気馬の連対がないというのは少し気になるデータである。

今年は高知生え抜き組が優位に進めているが、その中心的な存在が黒潮ジュニアChを制したハルノインパクト。その後勝てない競馬が続いていたが、暖かくなって3月の土佐春花賞と4月の準重賞を連勝。通算16戦14連対の安定感も随一で、まともなら勝ち負けできるだろう。

これに待ったをかけるなら、金の鞍賞でハルノインパクトを破っているブラックマンバ。相手なりのところがあるものの、メンバー唯一となる古馬C2級相手の勝ち星もあるので、能力的には互角といっていい。また転入組では土佐春花賞2着のナムライダテンに、持ちタイムでトップのラヴレイアード辺りは差がないか。ただ伏兵陣も単騎逃げならしぶとい馬が多く、前を楽に逃がすようだと波乱の目もありそうだ。

ばんえい帯広競馬10レース「第15回 ばんえい十勝オッズパーク杯」(20:10発走)
(古馬重賞・200m)

先日掲載したばんえい記念の戦評でも触れたように、長年主役を担った王者が引退し、今期は急激にOP馬の世代が若返った。ここも全馬が7歳以下という、ばんえいの古馬重賞としては珍しい組み合わせになっている。

今回出走するメンバーの大半は先週の開幕戦に出走していたが、勝ったのは5歳世代のアオノブラック。他馬が第2障害に揃わないうちにひと腰でトップ抜けし、そのまま独走する強い内容だった。古馬重賞で昨シーズン2勝を挙げたように、年長馬相手での勝負強さが光る。前走同様にトップ抜けから押し切るシーンが期待できよう。

開幕戦で2−3着に入ったメジロゴーリキミノルシャープは、ともにばんえい記念に出走していた7歳世代で、今期の古馬戦線を牽引することが期待される存在。700キロ台の戦いとはいえ、簡単に後輩に譲る訳にはいかないはずだ。もちろんアオノブラックを世代限定戦で凌駕し続けたメムロボブサップも、世代のリーダーとしてのプライドがある。一方でばんえい記念2着だったキタノユウジロウは、開幕戦は見せ場なく6着。昨年も春先は苦戦が続いていたが、今期の飛躍のためには見せ場は作っておきたいだろう。

(詳細な出走表は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)


by hirota-nobuki | 2021-05-01 21:00 | Comments(0)

地方競馬・ダート競馬の発展を願ってやまない博田伸樹(ヒロタ・ノブキ)です。この場を通じて地方競馬・ダート競馬により興味を持つ人が1人でも増えてほしいと願っています。 twitter:@HirotaNobuki


by hirota-nobuki