【謹賀新年】2021年、新年のご挨拶
2021年 01月 01日
このブロマガをご覧の皆様、新年あけましておめでとうございます。
2020年は新型コロナウィルスに人類が慄き、それまで当たり前だった日常が失われた年として、その歴史に刻まれるはずです。いまだ感染拡大が続いており、明日は自分が感染するのではという不安を抱く方も多いでしょう。この戦いがいつまで続くのかわかりませんが、それぞれの立場で対策を取りながら日々を生きていくしかありません。そしてその戦いの最前線に立つ医療従事者をはじめ、私たちが生きていく上で欠かせない活動をしているエッセンシャルワーカーに対して、感謝の気持ちを持ち続けたいと思います。
競馬界もその影響で、競馬場からファンの歓声が消えてしまいました。ところがその中でも馬券の売り上げが大きく伸びたことは、社会に驚きをもって受け止められました。これはネット投票の拡大によって、競馬場にファンが集まらなければ成立しないビジネスモデルではなくなっていたこと。そして厩舎関係者から感染者がほとんど出ず、開催をほとんど止めることなく進められたことが、大きな理由です。
しかし様々なエンターテインメントが停止し、本来そういった業界に投じられたはずのお金が流入したという側面もあります。そこから目を逸らし“我が世の春”のように浮かれてしまっては、あっという間に冬の時代に逆戻りしかねません。各主催者には今こそ堅実な経営に取り組むこと、そして売上以外に突き付けられている課題に向き合うことを求めたいと思っています。
レースの話題に移りますと、2020年のダート競馬界は、無敗のままチャンピオンズCを制したクリソベリルが、サウジアラビア遠征で敗北を喫したものの、国内では帝王賞とJBCクラシックを制し、王者の地位を確固たるものにしました。一方で帝王賞とJBCクラシックは、3着まで同じ着順。チャンピオンズCも上位4頭は2年続けて同じ馬が占め、新興勢力の台頭という意味では物足りなさもありました。暮れの東京大賞典でオメガパフュームがレース史上初の3連覇を果たしたことも、その延長にあります。
ただしその東京大賞典で、統一グレード初出走の地方生え抜きであるカジノフォンテンが2着に入ったことは、様々な意味で時計の針が動き出しているかもしれません。実は2020年の古馬統一GⅠで入着した地方所属馬9頭(11回)中、JBCスプリントを制したサブノジュニアなど6頭が地方生え抜き。売り上げの拡大によって“強い馬づくり”という、本来ホースマンが抱いている志を叶えられる馬資源が、地方競馬にも入るようになったことを示唆している気がします。
個人的には競馬以外に時間を取られる状況になってしまい、3月から予想関連の活動を取りやめることになったのは、改めて申し訳なく思っております。現状はツイッターでレースの振り返りなどをつぶやくのが精一杯になっており、現時点で活動拡大の目処は立っておりません。ただ現状以上に競馬界から距離が離れることはないはずなので、焦らず待っていただければ幸いです。
最後になりますが、皆様の健康とともに、2021年が素晴らしい年になることを願っております。
——————————————
新年の1月3日まで、注目レースの見どころをブロマガに掲載することにしておりますが、元旦分についてはこのあと、初日の出が昇る前には掲載できる予定です。
