JRA新潟「レパードステークス」 2019年8月4日のダート統一グレード
2019年 08月 03日
JRAは条件クラスの呼称を6月から変更しておりますが、実質的な内容に変更はないだけでなく、新たな呼称が完全に実態に沿うことは永久にあり得ません。そのため本ブロマガの文中において、中央の条件クラスの格付けは、従前の呼称(1600万下は準OPと表記)を使用し続けます。
新潟競馬11レース「第11回 レパードステークス」(3歳・GⅢ・1800m)
◎(本命) (10)番 デルマルーヴル
○(対抗) (15)番 ビルジキール
▲(単穴) (14)番 アッシェンプッテル
☆(特注) (9)番 トイガー
△(連下) (4)番 ヴァイトブリック、(12)番 ロードリバーサル
<期待度> ◎単勝=C ◎○ワイド=C 3連複BOX=C
ようやく全国的に梅雨が明け、夏本番を迎えた日本列島。しかし今年は長く続いた梅雨は例年以上に雨が多く、その影響でダート競馬は高速馬場で行われた傾向が、中央地方共に強かった。今回出走するメンバーのうち、6月の古馬編入後に勝ち星を挙げた馬が8頭(9勝)いるが、良馬場で行われたレースは1つもない。良馬場必至の馬場で、その成績をどこまで信頼して良いか、悩ましい要素が加わった印象がある。
本命はデルマルーヴルを指名する。前走ジャパンダートダービーは、ドバイ遠征帰りで状態面に不安がなかった訳ではないが、先行策から一旦は先頭に立つ競馬で2着。2歳時から世代トップクラスで活躍していた地力を、存分に発揮した1戦だった。ここは唯一の統一グレードウイナーとしての実績を素直に評価すべきだが、乗り難さも見せていた馬なので、吉田隼人騎手との初コンビはやや不安。それでも評価を下げる必要はないと、最終的に判断した。
対抗に取り上げたのはビルジキール。6月に名古屋で行われた中央500万下交流を圧勝して軌道に乗ると、続く1000万下をレコード勝ちし、前走は準OPでも2着に入った。夏を迎えての充実ぶりはもちろんの事、全国的に最も時計のかかる馬場とされる名古屋コースで勝っていることで、コースに対する許容範囲の広さを感じるのがこの馬の魅力。全馬初体験となる新潟コースで、それがプラスになる可能性を感じている。
アッシェンプッテルは息の長い末脚を武器に、前走1000万下を差し切り勝ち。速い時計が出ていた時期としては前走の時計は平凡だが、この時期に確実に最後差してくることができる馬はそう多くない。まだキャリア5戦と成長途上なところもあり、その可能性は計り知れない。レース史上初めて牝馬が勝つ可能性は十分あるとみて、単穴評価とした。
ジャパンダートダービーで6着だったトイガーは、タフな競馬になるとしぶとい競馬ができる馬。その意味で中央の馬場では比較的時計がかかる新潟コースは、力を発揮しやすい舞台と考える。実績の割にタフな競馬の経験値が豊富なこともあり、4番手まで評価を上げてみた。
一方でヴァイトブリックは、兵庫チャンピオンシップ2着があるものの、馬体の減少と共にレース内容は下降気味。能力的にはアッサリまであっておかしくないが、立て直すことが出来ているか疑問符が付く。今回は評価を下げるのが賢明だろう。
最後に大穴候補としてロードリバーサルを。前走中京1900m戦を逃げてレコード勝ちしたが、ここは思ったほど逃げたい馬が見当たらない。前走のように楽に逃げることができれば、踏ん張るシーンが見られるかもしれない。
(出走取り消しや当日の馬場状況等による予想変更は行わないのでご了承ください)
(詳細な出走表は日本中央競馬会のオフィシャルサイト等で確認してください)
このあと、盛岡「ひまわり賞」の予想記事を掲載します。
1着 − (6)番 ハヤヤッコ(10番人気)
2着 ◎ (10)番 デルマルーヴル(1番人気)
3着 ☆ (9)番 トイガー(11番人気)
ハヤヤッコ・・・道中は後方でジッとしていて、4コーナーで外に持ち出すと抜群の末脚。ゴール寸前で一歩先に抜け出したデルマルーヴルを捉え、統一グレード初出走で勝利を掴んだ。初ダートの際に、後に全日本2歳優駿を制したノーヴァレンダの4着に入っており、ここで通用する下地はあった馬。ただし勝てたのは、多少置かれても4コーナーまで後方にいた方が、好位差しより戦いやすい新潟ダートの特性もあった。フロックと片付けてはいけないが、今後も活躍できる保証はまだできない。
トイガー・・・直線で内ラチ沿いに飛び込んで迫った時には突き抜ける雰囲気もあったが、切れ味を持ち合わせていないので、ジリジリとしか伸びず。タフさを要求される馬場と展開で台頭してきたのは確かだが、切れ味が要求されやすい中央の馬場に対する課題も、改めて見えた気がする。
フルベアイリーデ(4着)・・・大外から最後豪快に伸びてきたが、ハヤヤッコから一歩後ろにいた分だけ、前を捕まえられず。それでも初距離で、しかもタフな馬場で結果を残したのは、今後につながる内容といえる。
サトノギャロス(5着)・・・1200m戦で逃げ切った経験もあるので、スピードの差でハナ争いをして、ハイペースを演出。その割には最後まで粘ったといえるが、今後どういう距離を使っていくのか注目したい。
