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ショートコラム いざ新記録へ! ホクショウマサル16日出陣

今年は3月24日に行われるばんえい記念に向け、ラストスパートに入った今シーズンのばんえい競馬。そこで王者を争うであろう馬たちの動向とは別に、大いなる注目を集める存在がいる。それがばんえい競馬の連勝記録を20年ぶりに塗り替えんと、連勝街道を歩んでいるホクショウマサルである。


ホクショウマサルは2歳シーズンにイレネー記念、3歳シーズンではばんえいダービーを制した、世代トップの実力馬。しかし4歳シーズンにスランプに陥ると、そのシーズン終了後から昨年7月まで、2年4ヶ月の長期休養を余儀なくされた。しかしこれによって最下級(注)からのスタートとなった復帰後は、力の違いを見せつける形で全レース2着に10秒以上の差をつける圧勝。そして2月10日のレースで連勝を19に伸ばし、1997~99年にかけて19連勝したサカノタイソンのばんえい記録に並んだのである。


そして明日16日。新記録となる20連勝目を目指し、11レースに出走(18時45分発走)する。出走メンバーを見ると、全て年明け以降のレースで破った馬が相手で、これまでと同じ走りが出来れば新記録更新は有望だ。しかしちょっとしたことで着順が変わりやすいばんえい競馬では、負かした相手であってもまた勝てるという保障にならない。新記録というプレッシャーもかかる中で勝つことが出来るか、注目すべき1戦である。


と同時に、改めてサカノタイソンの偉業にも向き合いたいものである。とかく相手関係などがいわれやすい連勝記録にあって、19連勝目をシーズン重賞優馬だけで争われるチャンピオンCで成し遂げたことは異色だ。しかもその後、2001年と2002年のばんえい記念を連覇した、ばんえい競馬史に燦然と輝く名馬であることも忘れてはいけない。


それを考えれば再び重賞路線で活躍する姿をファンは見たいと思っているだろうし、それは関係者も同じはず。ホクショウマサルのサクセスストーリーは、新記録を成し遂げても叶わなくても、まだまだ続く。16日のレースは、あくまでその過程の1戦でしかないのだ。


(注)ばんえい競馬のクラス分けはOP~C2級まで9クラスに分かれているが、C級は3・4歳馬だけ(新年度開幕時)のクラス。そのため5歳以上馬の最下級は、B4級である。



by hirota-nobuki | 2019-02-15 21:00 | Comments(0)

地方競馬・ダート競馬の発展を願ってやまない博田伸樹(ヒロタ・ノブキ)です。この場を通じて地方競馬・ダート競馬により興味を持つ人が1人でも増えてほしいと願っています。 twitter:@HirotaNobuki


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