ショートコラム 「.5」が並ぶ出馬表
2019年 01月 14日
今年度から南関東では初めて“通年ナイター”に取り組む船橋競馬は、明日15日より始まる年明け最初の開催から、厳寒期のナイター期間に入る。発表直後より関係者からこの時期のナイター開催に不安の声も出ていたが、開催を前に主催者から防寒対策を取ることが発表されている。
<1月・2月開催における具体的な防寒対策>
1.通常期よりタイムテーブルを約1時間前倒し(最終競走は19時50分発走)
2.アンダーシャツ分として、負担重量を0.5キロ加増(中央交流競走を除く)
3.発走までの間、防寒着の着用を許可
この中で着目するのは、負担重量を0.5キロ加増すること。これにより出馬表の斤量欄に「.5」という表記が並ぶことになるが、正直いってファンにとっては親切ではない。日常的に使われる斤量ではないので、後々成績表に載るこの数字を見て、ハンデ戦を想起させる可能性もあるだろう。加増しないで対策を取る方策を考えるなり、いっそ1キロ加増でも良かったとも思う。だがこれが、対策を取っていることをアピールしていることも忘れてはいけないだろう。
そもそも年の瀬に大井でナイター開催が行われる時期と、年明けの船橋で、どこまで気象条件が違うのかを比較検討する情報が外に出ていない。また競輪界で拡大が続くミッドナイト競輪(21時台から始まる、ネット投票限定の開催)は、この時期でも屋外競輪場で実施されている。やる前から批判することは簡単だが、これでやって対策が足りないとなれば肉付けするなり、厳寒期のナイターそのものを議論する方が遥かに建設的。まずは明日から始まる開催を通じ、推移を見守ってほしいと思っている。
