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佐賀「地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップ・ワイルドカードステージ」 2018年5月20日の注目レース

昨年まで「スーパージョッキーズトライアル」の名称で行われていた地方競馬ナンバー1ジョッキー決定戦が、今回から出場騎手の選考方法を一新。装いも新たに行われることになった。総合優勝者がJRA札幌競馬場で夏に行われる「ワールドオールスタージョッキーズ」の出場権を得ることは変わりないが、出場騎手の豪華さやレベルを踏まえれば、こちらも同等以上のステイタスがあるイベントだ。その意味で“トライアル”をシリーズ名から外し、心理的な格下感を排除したことは、当然なことではなかっただろうか。

おことわり・本シリーズについては今後、本文中では「地方競馬JCS」と表記します

佐賀競馬11レース「地方競馬JCS ワイルドカード第1戦」
(3歳2組・1400m)


◎(本命) (9)番 コパノメンデス
○(対抗) (10)番 ガブリヒーロー

▲(単穴) (6)番 ロードゲイル

☆(特注) (8)番 スターオブアラジン

△(連下) (11)番 ダイヤモンドセーラ、(1)番 スパークリング


<期待度> ◎単勝=C  ◎○ワイド=C  3連複BOX=C

ワイルドカードステージはこれまでと同様2戦で争われるが、第1戦は騎手交流戦としては前代未聞の3歳限定戦。力量差が大きくなる可能性があることがその理由だが、一方で幼さが残っている馬にトップジョッキーが乗ることで、今までと違う魅力を引き出し易いかもしれない。その意味で注目に値する1戦かもしれない。

本命を打ったコパノメンデスは、転入後6戦3勝2着3回とオール連対を継続中。しかも3走前にマークした1400m1分29秒8は、メンバー中最速の持ちタイムで、実績・時計面で一歩抜けている。手綱を取る見越彬央<あきお>騎手は、今大会(もしかしたら過去も含めて)最年少の22歳。怖いもの知らずの元気あふれる騎乗で、本戦出場につながる勝利を手にできるだろうか。

対抗評価のガブリヒーローは、前々走の中央未勝利交流であわやの5着に入った1戦が光る。太め残りだった休み明けの前走を一叩きされ、ここは前進必至の舞台。大崩れしない馬を田中学騎手がひと押しできれば、十分逆転可能だ。

転入初戦となるロードゲイルは、中央時代に3着の実績がある。ただ一本調子な上にスタミナにも不安があるので、そこを鞍上の山崎誠士騎手がどう持たせるか、腕の見せどころ。持たせれば逃げ切る場面は考えられるだけに、これを単穴評価とした。

本田正重騎手とコンビを組むスターオブアラジンは、前走は九州ダービー栄城賞のトライアルなので、惨敗も仕方がない。距離短縮と相手弱化で巻き返しを期待できるので、4番手評価に持ってきた。

吉原寛人騎手が乗るダイヤモンドセーラは、距離不足だった転入初戦の前走3着は及第点。ただ園田時代の実績で足りるかとなれば少し微妙で、過信は禁物かもしれない。

筒井勇介騎手が乗るスパークリングは、馬体減とともに成績もやや下降線。ただし力はここで足りないとは思えないので、馬体さえ回復すれば一発のシーンもあるとみている。

佐賀競馬12レース「地方競馬JCS ワイルドカード第2戦」
(B−2組特別・1800m)


◎ (9)番 ツースターク
○ (1)番 ケンシスピリット

▲ (3)番 トッケンドーナ

☆ (10)番 ロトスキャンダル

△ (6)番 ディーエスアクシス、(8)番 ガブリキック


<期待度> ◎単勝=D  ◎○ワイド=C  3連複BOX=D

ここで出場騎手の選考方法を紹介すると、平地競走を実施している12主催者毎に、所属騎手の前年度勝利数第1位が本戦となる第1ステージより参加。そして第2位の騎手がこのワイルドカードステージに参加し、上位2名が本戦に進出する。NAR推薦が無くなった点は微妙だが、所属主催者別の参加人数が同じになった点に関しては、スッキリした印象がある。

第2戦はツースタークに期待してみたい。近2走はクラスの壁に当たったというより、1400m戦を先行力で勝負するには厳しくなってきたということか。だが佐賀移籍初戦の1750m戦と、4戦目に使った1800m戦がいずれも2着で、距離が延びてその先行力が再び活きる可能性は高い。何より鞍上に的場文男騎手を引き当てたのは魅力的で、好スタートから一人旅を決められると判断し、思い切って本命を打った。

3歳時に飛燕賞を勝った実績があるケンシスピリットは、意外にも前走が古馬B級戦における初勝利。勝ち切るだけの決め手に欠けることが伸び悩んだ要因だが、この勝利がひとつのきっかけになるか。しかも鞍上には飛燕賞を勝った時に手綱を取った真島正徳騎手となれば、注目せずにはいられない。ツースタークを抜擢した分だけ対抗評価となったが、評価としてはほぼ互角である。

このクラスで2戦続けて2着に入っているトッケンドーナは、佐賀に移籍してからいまだ未勝利。この勝ち味の遅さを村上忍騎手がどう後押しできるかだが、近3走の勝ち馬オイカケマショウが抜けて繰り上がれるとするのは、短絡的かもしれない。ここは単穴評価に止めることにした。

南関東で結果が出なかったロトスキャンダルだが、佐賀に戻ってからは勝てないまでも、さすがの走りを見せている。2歳時には九州ジュニアChでスーパーマックスの2着があるなど実績も十分だが、課題は距離延長。その分だけ4番手評価としたが、この馬を見越彬央騎手がどう御すのか、注目されるところである。

田中学騎手が乗るディーエスアクシスは中央1勝の実績馬で、前走3着で佐賀の環境にも徐々に慣れてきた。ソロソロ本領発揮となれば、侮ることはできないだろう。

大穴なら赤岡修次騎手ガブリキック。3月の競走除外でリズムを崩していたが、前走3着で復調の兆しが見えたので、一考の余地があるとみている。

(出走取り消しや当日の馬場状況等による予想変更は行わないのでご了承ください)
(詳細な出走表は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)


明日以降の予定
5月23日 赤レンガ記念(門別)、大井記念(大井)

Commented by 博田伸樹 at 2018-05-20 23:21
第1戦は△△−で、第2戦は▲△△(3連複BOXは2410円)と、全くかすりもしない予想ではなかったが、本命馬は2戦とも6着。難しい組み合わせだったのは確かだけれど、外れても手ごたえが残る結果にはならなかったと思っています。

by hirota-nobuki | 2018-05-19 18:00 | Comments(1)

地方競馬・ダート競馬の発展を願ってやまない博田伸樹(ヒロタ・ノブキ)です。この場を通じて地方競馬・ダート競馬により興味を持つ人が1人でも増えてほしいと願っています。 twitter:@HirotaNobuki


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