ダービーシリーズ特集PART10 金沢「石川ダービー」(2017年6月20日)
2017年 06月 19日
金沢競馬11レース「第1回 石川ダービー」(3歳重賞・2000m)
◎(本命) (1)番 ヤマミダンス
○(対抗) (11)番 ヴィーナスアロー
▲(単穴) なし
☆(特注) (6)番 ナゲッツ
△(連下) (5)番 サッキーヘラクレス、(10)番 ディターミネイト
<期待度> ◎単勝=A ◎○ワイド=B 3連複BOX=B
過去にも触れたかもしれないが、金沢競馬は1999年に日本海ダービーというレースを創設していた。しかしダービーといえど実態は名前のみで、それまで世代最高賞金の地元戦だったサラブレッド大賞典より、賞金額は下。ダービーの名を冠するにふさわしいステイタスがなかったことが、6年で廃止された理由だったのかもしれない。それを繰り返さないよう、石川ダービー創設に当たっては、賞金額を世代重賞の最高額に設定。これにレースを大事にする魂が込められていけば、自然と権威がついてくるはずだ。
予想に入るが、本命は当然ヤマミダンスだ。これまでも金沢では無敗を守っていたが、前哨戦の北日本新聞杯を余裕十分に逃げ切り、力の違いを見せつけた。力量だけ見れば全国区の存在だが、遠征競馬で敗れた2戦はスタートが悪く、思ったような競馬ができなかったことによるもの。それだけに1番枠を引いたのは気になるが、出遅れても強引にハナを奪える力関係なら、何とかするだろう。初代ダービー馬の称号を手にするにふさわしい、強い競馬を披露してほしいと思う。
休み明けとなるヴィーナスアローは、金沢コースで敗れたのはヤマミダンスと直接対決になった2戦のみという、金沢ナンバー2。開幕後の勢力図を見ても、その座を脅かすような馬は育っていないと感じており、それなら対抗評価は譲れないところ。問題は前走の中央遠征時に大幅に馬体を減らしたこと。それが戻っていなければ危険な人気馬となりそうで、当日の馬体重には注意を払ってほしい。
この2頭が抜けているが、どちらも不安要素は抱えているだけに、他馬にも付け入る隙はあるだろう。そこで上位陣の破たんを突く筆頭格として、ナゲッツを取り上げた。前走北日本新聞杯5着は、カラ馬が前に立ちはだかり、神経を使っているうちに消耗してしまった1戦。流れに乗れれば違った結果になったはずで、気楽に戦える今回は、かえって不気味さを増したと考えている。
北日本新聞杯で2着だったサッキーヘラクレスは、展開が向いたのは確かでも、2歳時は重賞以外では崩れることがなかった馬。その意味で想定外の激走ではないものの、無欲の競馬が出来たからではないか。今回も警戒は必要だが、過信も禁物だろう。
ディターミネイトの北日本新聞杯4着は悪くなかったが、流れに乗った競馬が出来ての結果。この差を詰めるのは厳しいと思うが、3連単の3着候補なら、取り上げる価値はあるとみている。
(出走取り消しや当日の馬場状況等による予想変更は行わないのでご了承ください)
(詳細な出走表は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)
明日以降の予定
6月22日 スーパージョッキーズトライアル・セカンドステージ(園田)
6月25日 ウイナーカップ(水沢)
6月27日 優駿スプリント(大井)
6月28日 帝王賞(大井・統一グレード)
おことわり・今週は戦評記事に専念する関係で、京成盃グランドマイラーズ(21日・船橋)やヒダカソウカップ(22日・門別)など、今週平日に行われる注目レースの予想記事掲載は、スーパージョッキーズトライアル・セカンドステージを除き、取りやめます。なおスーパージョッキーズトライアル・セカンドステージも、本命馬中心の簡略対応とさせていただきます。
1着 ○ (11)番 ヴィーナスアロー(2番人気)
2着 − (12)番 ゴールドハリアー(6番人気)
3着 △ (5)番 サッキーヘラクレス(3番人気)
4着 ◎ (1)番 ヤマミダンス(1番人気)
とかく“ダービーは何が起こるかわからない”というけれど、それを地で行くような展開。ヤマミダンスの敗因はそこにあると見ているが、詳しくは戦評記事で。
