ショートコラム 23年ぶりの“トゥインクル トゥインクル”
2017年 04月 18日
CMの世界では、かつて使用していた名曲を再使用するケースはそう多くない。しかし再使用されるような曲となれば、時代を超えた名曲である場合がほとんどだ。今年の大井競馬のキャンペーンCMでは、23年前に使用された“名曲”をリバイバルしたことが話題を集めている。
今年も17日からスタートした、大井競馬のナイター開催(トゥインクルレース)。毎年のようにそのキャンペーンCMは注目を集めているが、今年はオリエンタルラジオとローラさんという異色の組み合わせ。そのイメージキャラクターが出演するCMに、1994年のキャンペーンCMに起用されてスマッシュヒットを放った、Winkの“トゥインクル トゥインクル”が再起用されたのである。
23年前の経済に目を向ければ、バブル景気の絶頂期から後退局面に入っていたが、まだまだ華やいだ雰囲気も残っていた時代。今年のCMでは“時代が変化しても変わらない競馬の楽しさ”を訴えることをテーマの1つに掲げているが、冬の時代を超え、ようやく明るい話題が増えてきた大井競馬(地方競馬)が、再び華やいだ場所になってほしいという想いも乗せているように感じている。それにマッチしていたのが、かつて起用した“トゥインクル トゥインクル”だったということだろう。
そして“Twinkle Twinkle 2017”としてリバイバルされたこの曲を歌うのは、Winkのメンバーだった相田翔子さん。しかも帝王賞当日に大井競馬場に来場し、披露することが決まっているとのこと。競馬ファンはもちろんのこと、当時Winkを応援していたファンをはじめとする音楽ファンにも、この瞬間に立ち会っていただきたいものである。
ところでウィキペディアによると、Winkがデビューする際、最初に候補となった名前が“Twinkle”だったそうだ。今となってはすごい因縁を感じてしまうが、23年前に起用した時、当時の大井競馬の関係者は知っていたのだろうか。
