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2017年3月22日の注目レース 大井「京浜盃」

ここで8日に大井競馬場行われた、フジノウェーブ記念に出走したソルテについて振り返りたい。内から逃げたゴーディーの外という2番手からレースを進めたが、最後の直線で勝ったケイアイレオーネに外から並びかけられると、ズルズル後退して10着。今シーズン初戦を不本意な形で終わることとなった。休み明けにも関わらず14キロの馬体減で出走したことから、JBCスプリントの疲労が抜け切らなかったという声もあるが、個人的に気になったのはその戦い方。南関東ローカルで連勝街道を歩み始めた頃は、好位からの競馬が多かったが、かしわ記念など統一グレードで結果を残した時は全て逃げていた。JBCスプリントで早々に失速した理由が、逃げられなかったことにあるとすれば、脚質面で今までより幅が狭まっていると感じさせたのだが。

注目レース 大井競馬11レース「第40回 京浜盃」

◎(本命) (12)番 ヒガシウィルウィン
○(対抗) (9)番 ミサイルマン
▲(単穴) (14)番 ピンクドッグウッド
☆(特注) (1)番 ブラウンレガート
△(連下) (6)番 ローズジュレップ、(4)番 ティーケーグラス

<自信度> ◎単勝=C  ◎○ワイド=C  3連複BOX=C

出走取消:(11)番 バリスコア
騎手変更:(3)番 バンドオンザラン 真島大輔 → 本橋孝太


南関東における春の3歳路線は、ダート競馬の発展という時代の流れによって、幾度となく変遷を繰り返してきた。本日行われる京浜盃がそのプロローグ的な位置続けであることは、創設当初から変わっていないものの、このレースが持つ重要度は年を経るに連れて増している印象を抱いている。

本命候補が何頭もいる豪華メンバーだが、最終的に指名したのはヒガシウィルウィン。2歳時からホッカイドウ競馬デビュー組ではナンバー1と評していたが、転入初戦のニューイヤーCで競り合いを制し、改めて地力の高さを見せつけた。今回は初体験の大井コースに変わるが、門別に近いコース形態なので思う存分に力を発揮できる舞台。ここを制し、3歳路線の主役に名乗りを挙げることができるだろうか。

3戦無敗のミサイルマンは対抗評価。一気の距離延長が課題だった前走ハイセイコー記念は、好位から余裕十分に抜け出す、着差以上に力の差を感じさせる完勝。南関東生え抜きでは、素質は1番と評するべき存在だ。今回は他馬が順調に使われている分だけこの評価になったが、2歳時も4月デビューから2戦目まで約半年の間隔が開いており、この馬自身に不安はない。どれだけ成長しているか、当日の気配から注目してほしいと思う。

不気味なのは牝馬ピンクドッグウッドの参戦だ。転入初戦となったユングフラウ賞は、初の左回りに戸惑って7着。これを受け、右回りで戦えるここに矛先を向けてきた。昨夏以降は牝馬限定戦しか使われていないが、東京2歳優駿牝馬の勝ちタイムは時期・馬場状態が違うといっても、ハイセイコー記念のミサイルマンより速い。当時だけ走れれば勝負になっていいと判断し、単穴評価に持ってきた。

評価に迷ったのはブラウンレガート。東京ダービー等の出走権を賭けた前開催の特別戦を、好位から力強く抜け出して勝利。距離が延びるにつれ折り合えるようになり、1戦ごとの進境度が著しい。これならニューイヤーCで競り負けたヒガシウィルウィンを逆転する目もあると踏んでいたが、主戦の的場文男騎手がケガのため、矢野貴之騎手に乗り替ったのは大きなマイナス。そのため4番手まで評価を下げることにした。

兵庫ジュニアGPを制したローズジュレップは、今回が南関東移籍初戦。立ち回りの巧さと、兵庫ジュニアGP以降で手綱を取る川原正一騎手との相性の良さで、統一グレードで結果を残してきた。しかし今回は1700mに距離が延び、同じ戦い方で結果を出せるのか難しいところ。ただメンバー構成を見れば単騎逃げも可能で、引き続き川原正一騎手が手綱を取ることも含め、マークは必要だろう。

最後の印は実績なら前走準重賞を制した(2)番カンムルだが、ヒガシウィルウィンを負かせるだけのイメージはない。それなら穴っぽいところを探した方が面白いと見て、その準重賞では3着だったティーケーグラスを。昨年末に1800mの特別戦を豪快に差し切ったように、その末脚は外回りコースでこそ活きてくる。条件が良くなった今回、どこまで追い込めるか、警戒すべきだろう。あと同じ意味で印は回せなかったが、南関東移籍後3連勝中の(13)番ソッサスブレイが、初の大井コースでどれだけやれるのかも注意してほしいと思う。

(出走取り消しや当日の馬場状況等による予想変更は行わないのでご了承ください)
(詳細な出走表は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)

3月一杯の予定
3月24日 弥生賞(大井) ※追加しました
3月26日 マーチステークス(JRA中山・統一グレード)
3月29日 桜花賞(浦和)
3月30日 名古屋大賞典(名古屋・統一グレード)

※この他に追加される可能性もあります。
Commented by 博田伸樹 at 2017-03-23 00:11
京浜盃結果

1着 ◎ (12)番 ヒガシウィルウィン(3番人気)
2着 ▲ (14)番 ピンクドッグウッド(6番人気)
3着 ☆ (1)番 ブラウンレガート(5番人気)

単勝420円・馬複2360円・3連複5870円的中。ヒガシウィルウィンは負けたと思った瞬間があったが、そこから差し切った辺り、まだまだ良くなる余地を残しているのでは。負けた組にも上積みがありそうな馬はいたので、今回の結果がそのまま羽田盃以降にスライドしていくとは、決めつけてはいけないだろう。

by hirota-nobuki | 2017-03-21 22:00 | Comments(1)

地方競馬・ダート競馬の発展を願ってやまない博田伸樹(ヒロタ・ノブキ)です。この場を通じて地方競馬・ダート競馬により興味を持つ人が1人でも増えてほしいと願っています。 twitter:@HirotaNobuki


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