人気ブログランキング | 話題のタグを見る

2017年3月20日の注目レース ばんえい帯広「ばんえい記念」

ばんえい競馬が帯広市単独開催として再出発を果たしてから、この3月で10年という区切りを迎えた。その初年度、2008年3月23日に行われたばんえい記念の1着賞金は、前年から200万円減の500万円。その後300万円まで一時減額されたが、その後は右肩上がりに回復し、今年ついに2003年以来となる、1着賞金1000万円に戻った。その2003年に制したスーパーペガサスは、この年からばんえい記念史上唯一となる4連覇を達成した、21世紀のばんえい競馬を代表する名馬。今年ナンバー1の称号を手にする馬は、そんな後々まで語り継がれる馬となれるのだろうか。

注目レース ばんえい帯広競馬9レース「第49回 ばんえい記念」

◎(本命) (8)番 オレノココロ
○(対抗) (1)番 フジダイビクトリー
▲(単穴) (2)番 コウシュハウンカイ
☆(特注) (3)番 ニュータカラコマ
△(連下) (6)番 キタノタイショウ

<自信度> ◎単勝=C  ◎○ワイド=B  3連複BOX=A


帯広地方は好天が続いている関係で、19日の開催は馬場水分が0.7%まで下がっていた。恐らく0.9%だった2011年以来となる、乾燥した重い馬場で行われるだろうが、そうなると4分台はおろか、1トン戦になってからでも過去3度しかない5分台の決着も想定される。この馬場状態が、どうレースに影響を与えるだろうか。

本命は満を持しての初参戦となる、オレノココロに打った。2015年のチャンピオンCを制して以降、積み重ねた古馬重賞タイトルは8つ。第2障害でヒザをつくケースも多い馬だが、それでも900キロ前後で争う帯広記念を連覇しているように、高重量戦で力を出せることは実証されている。もちろん今回曳く1トンは初体験だが、一足早く昨年出走した、同世代のコウシュハウンカイが当時3着。実績で上回るこの馬にそれ以上を期待するのは当然で、名実ともに王者の座を得るためにも、譲れない1戦になると思う。

譲れないのは前年覇者であるフジダイビクトリーも同じだ。2度目の出走となった昨年、第2障害を下りてからしっかり歩き切って、ナンバー1の座を獲得。今シーズンも秋から状態を上げて重賞3勝と、しっかり結果を残している。しかし大きなポイントは、1番枠を引いたこと。一般的に隣に馬がいない端枠は不利とされているが、この馬の場合は5年以上も端枠で勝っていない。それで評価を落とした訳ではないが、連覇に向けて大きな障壁になるのは間違いなく、対抗評価とした。

単穴評価はコウシュハウンカイを持ってきた。初参戦となった昨年は、1トン戦に対応できるか疑問符が付く中だったが、3着と結果を残した。それを受けて今シーズンは飛躍が期待されたが、重賞タイトルは旭川記念のみ。正月の帯広記念は昨年同様に大敗し、高重量戦への対応という部分では、成長を感じさせないのは確かだ。それでも初参戦で3着となった、昨年の経験が活きるのはこの舞台。オレノココロと同世代のライバルとして、一足早くこの舞台を経験した差を見せれば、頂点に立つシーンもあるだろう。

問題は2年連続2着のニュータカラコマだ。今シーズンは開幕重賞のばんえい十勝オッズパーク杯4着を除けば、全て3着以内という抜群の安定感を披露。しかし重賞タイトルは北斗賞のみと、今シーズンも主要タイトルを取れずに来てしまった。この勝負弱さは如何ともしがたく、それをこの大舞台で払拭する勝利を得るイメージが、どうしても沸いてこない。3連複の軸としてなら信頼度は高いかもしれないが、この舞台でそれを理由に重い印を打つのは不適当だろう。心を鬼にして4番手評価とした。

一昨年の覇者であるキタノタイショウは、目立った活躍がなく進んだ今シーズンだったが、正月の帯広記念で2着。これで息を吹き返すと、以降は5戦3勝と好調を持続してこの舞台を迎えた。連覇を目指した昨年が6着と崩れたように、歴代覇者としては信頼しきれないところはあるが、直前の臨戦過程は昨年よりも上。これがラストランということもあり、渾身の仕上げて臨んで来るはずで、ノーマークとするのは危険と考えている。

オレノココロ以外の初参戦組では、帯広記念で見せ場十分の4着だった(9)番サクラリュウが気になるが、重賞未勝利で勝ち負けできるほど、ばんえい記念は甘くない。経験組も3年前に2着の実績がある(5)番フクドリは往年の力が見られないので、印をつけた5頭の勝負と考えている。

(出走取り消しや当日の馬場状況等による予想変更は行わないのでご了承ください)

(詳細な出走表は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)

3月一杯の予定
3月22日 京浜盃(大井)
3月26日 マーチステークス(JRA中山・統一グレード)
3月29日 桜花賞(浦和)
3月30日 名古屋大賞典(名古屋・統一グレード)

※この他に追加される可能性もあります。
Commented by 博田伸樹 at 2017-03-21 01:13
ばんえい記念結果

1着 ◎ (8)番 オレノココロ(1番人気)
2着 △ (6)番 キタノタイショウ(4番人気)
3着 ☆ (3)番 ニュータカラコマ(3番人気)

単勝240円・馬複1220円・3連複1190円的中。色んな意味でいいレースだったと言える、結果になったのではないだろうか。時期は決めていませんし、コメント欄を使うかもしれませんが、戦評記事は必ず書きます。

by hirota-nobuki | 2017-03-19 22:15 | Comments(1)

地方競馬・ダート競馬の発展を願ってやまない博田伸樹(ヒロタ・ノブキ)です。この場を通じて地方競馬・ダート競馬により興味を持つ人が1人でも増えてほしいと願っています。 twitter:@HirotaNobuki


by hirota-nobuki