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2017年3月18日 奥州弥生賞ほか、岩手競馬2017開幕特集

正式には2016年度の最終開催だが、今日から岩手競馬の実質的な2017年度シーズンがスタートする。今シーズンのキャッチフレーズは、奥州藤原氏が築いた黄金文化ゆかりの地である水沢と、黄金(こがね)競馬場から現在のオーロパーク(オーロ(ORO)とはラテン語で“黄金”の意味)へとつながる盛岡から、岩手競馬を発信していくという意味を込めた「馬と人が創る黄金物語」。年間キャンペーンではキャッチーかつワンフレーズの軽い言葉が用いられることが多いので、重厚さを感じさせるという意味で珍しいが、岩手競馬を一言で言い表すという意味ではこれ以上ないものだろう。昨シーズンはラブバレットエンパイアペガサスが全国から注目を集めたが、人々を惹きつける黄金のように注目を集める、人馬の活躍が増えることを期待したいと思う。

水沢競馬8レース「B2」

◎(本命) (3)番 ロザムンデ
○(対抗) (7)番 マニワッショイ
▲(単穴) (9)番 コスモロングソード
☆(特注) (5)番 タイセイマジック
△(連下) (8)番 アイズフォワード、(2)番 マキシマイザー、

<自信度> ◎単勝=D  ◎○ワイド=D  3連複BOX=D


<12:00追記>
騎手変更:(2)番 マキシカイザー 坂口裕一 → 阿部英俊

開幕特集として、今日は岩手競馬の後半3レースを予想する。毎年ご紹介しているように、新シーズンの開始に合わせて直近15戦(転入馬は直近20戦)の賞金額で再編成され、B級戦は降級馬とC級で好成績を挙げて昇級してきた馬とが混在する。開幕当初は毎年予想に悩むクラスで、当日の気配や馬場傾向をできるだけ優先して考えてほしいものである。

ここは先行力のある馬が揃ったが、先行力があって差す競馬もできそうな馬ということでロザムンデを狙ってみる。昨年8月からB2級で戦っていたが、3勝を挙げ、掲示板を外したレースは1つもない安定感も評価できるところ。2シーズン連続で岩手競馬リーディングジョッキーを手にした山本聡哉騎手の手腕にも注目だ。

逃げたい馬の中からは、岩手転入後11戦10連対と底を見せていない、マニワッショイを強調。昇級戦だが、このクラスでも通用するスピードは持っている。差し馬からは、1400m戦で切れ味が増しそうなコスモロングソードに、B1級から降級したタイセイマジックを取り上げたい。

水沢競馬9レース「夢競馬スタート賞」(B1二組)

◎ (10)番 ノーノーイエース
○ (5)番 ニシノディアマン
▲ (3)番 ガイエスブルク
☆ (4)番 サンデーミノル
△ (9)番 リオサリナス、(6)番 ビクターウィナー

<自信度> ◎単勝=C  ◎○ワイド=D  3連複BOX=D


<12:00追記>
騎手変更:(1)番 ノンシュガー 坂口裕一 → 高松亮

9レースもB1級ということで、B2級の8レースと同様、対戦比較が難しい組み合わせになっている。ここで開幕直後におけるB1とB2の違いを私なりに述べるなら、B2級は降級馬も多いため“このクラスなら”的な感覚がベースになるが、B1級は“A級でも期待できるか”という感覚になりやすい。これが全てではないが、皆さんも検討する上でのモノサシを持つことは、悪いことではない。


ここは明け4歳馬のノーノーイエースに期待した。昨年5月に南関東から移籍すると、重賞競走中心のローテ—ション。勝利こそ手にできなかったが、重賞はダービーGPを除けば全て入着と、安定した走りを披露していた。ひと冬を越しての成長力がどうかだが、それがあれば降級戦でもあり、十分突破できるだろう。待望の岩手初勝利の舞台になると見ている。

相手も明け4歳馬のニシノディアマン。転入直後は不安定な部分もあったが、環境に慣れ、馬体が増えるにつれて成績も上昇。シーズン最終戦はB2昇級戦だったが、それまでの逃げる競馬ではなく、差す競馬で勝利を手にした。クラスが上がるにつれて戦い方を変えられる馬は、出世できるケースが少なくなく、B1昇級戦でも期待感の方が強い。先物買いかも知れないが、高い評価を与えることにした。

南関東生え抜きでA2級まで出世したガイエスブルグが、岩手転入初戦を迎える。最後の勝利から3年が経過し、しかも移籍直前は惨敗続きであるが、戦っていた相手は南関東の重賞級でも好勝負をしていた馬が数多い。それなら岩手B1級相手でもあり、十分勝負になっておかしくないが、3ヶ月の休み明けでは転入馬の強みである使われてきた強みはない。大きく崩れる目もありそうで、単穴評価までだろう。

サンデーミノルもA級からの降級戦だが、シーズン終盤の移籍だったので、昨シーズンは体制が整っていなかったか。この中間で体制を整えていれば、警戒は必要だろう。以下は昨シーズン、B2級で安定した戦いを披露していた、リオサリナスビクターウィナーまで。長期休養明けの(2)番ピースワンポイントは、力は通用するが、1戦様子を見たい。

水沢競馬10レース「奥州弥生賞」

◎ (1)番 ベンテンコゾウ
○ (6)番 オールザベスト
▲ なし
☆ なし
△ (7)番 コンバットパンチ、(2)番 ヤコウレッシャ

<自信度> ◎単勝=A  ◎○ワイド=A  3連複BOX=B


今日のメインレースは、3月の特別開催を盛り上げるために新設された3歳馬の重賞競走。ただし回次は入っておらず、4月に開幕する2017年度の重賞日程にも、現時点ではこの競走はない。そのため現状では、2014年の盛岡JBC当日に実施された秋嶺賞のような特設重賞に映るが、今回の結果を踏まえて常設化を検討することになるだろう。

南部駒賞と寒菊賞を制し、昨年の最優秀2歳馬を受賞したベンテンコゾウが、このレースから始動する。敗れたのはゲートのアクシデントがあった若駒賞のみで、あとは他馬を圧倒するスケールの大きな走りを披露。前年のエンパイアペガサスのような活躍を期待させる存在であり、この世代の岩手所属馬では力が違う。既に負かした馬が大半の組み合わせでもあり、勝利でシーズン開幕を飾ると見て、私も本命を打つ。

相手もまともならオールザベストだ。ホッカイドウ競馬3勝の実績を引っ提げて岩手に移籍すると、移籍2戦目の寒菊賞がベンテンコゾウの2着。さらにベンテンコゾウ不在の金杯を制し、岩手ナンバー2の座を手にした。ひと冬越しての成長度がどうかだが、ホッカイドウ競馬時代から2着が多かった馬なので、もうひと皮むける余地はあるだろう。4馬身差つけられた寒菊賞から、差を詰めることができるか注目だ。

以下は一角崩しではなく、3着候補に近い。あまり手を広げても妙味はないと思うので、休催中に他地区で実戦を使われていたコンバットパンチヤコウレッシャの2頭に絞る。この2頭の比較では、レベルの高い南関東で揉まれた上に、差し脚があるコンバットパンチを上位とした。

(出走取り消しや当日の馬場状況等による予想変更は行わないのでご了承ください)
(詳細な出走表は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)

明日以降の予定
3月19日 金沢競馬2017開幕特集(金沢)
3月20日 ばんえい記念ほか、ばんえい競馬特集(ばんえい帯広)
Commented by 博田伸樹 at 2017-03-21 00:58
奥州弥生賞結果

1着 ◎ (1)番 ベンテンコゾウ(1番人気)
2着 ○ (6)番 オールザベスト(2番人気)
3着 △ (7)番 コンバットパンチ(5番人気)

単勝130円・馬複140円・3連複670円的中。休み明けで動きに重さも感じたベンテンコゾウだったが、それでこの強さなら、勝負付けは済んだと見て良いのでは。次走はホッカイドウ競馬の北斗盃に、遠征するプランがあるそうだ。

by hirota-nobuki | 2017-03-17 22:00 | Comments(1)

地方競馬・ダート競馬の発展を願ってやまない博田伸樹(ヒロタ・ノブキ)です。この場を通じて地方競馬・ダート競馬により興味を持つ人が1人でも増えてほしいと願っています。 twitter:@HirotaNobuki


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