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2017年1月29日のダート統一グレード JRA東京「根岸ステークス」

2016年の「ロンジン ワールドベストレースホースランキング」が、今週発表された。ダート部門は前年日本調教馬トップの117だったコパノリッキーが、更に上積みした118(帝王賞・マイルチャンピオンシップ南部杯)を得たが、ダート無敗でJBCクラシックを制したアウォーディー118(JBCクラシック)を獲得。この2頭が日本調教馬のトップに位置付けられた。今年特筆すべきことは、GⅠ級の目安とされる115以上のレイティングを得た馬が、7頭いたこと。これは2012年以来の多さで、それだけトップクラスの層が厚くなり、また白熱した戦いが披露されたことを、数字の上で証明したといえるだろう。
(川崎記念の巻頭でこの話の続きを書きます)

東京競馬11レース「第31回 根岸ステークス」(GⅢ)

◎(本命) (5)番 ベストウォーリア
○(対抗) (4)番 ニシケンモノノフ
▲(単穴) (16)番 ノボバカラ
☆(特注) (3)番 カフジテイク
△(連下) (14)番 キングズガード、(2)番 ラストダンサー

<自信度> ◎単勝=D  ◎○ワイド=C  3連複BOX=D


地方競馬では1400mが基幹距離となっている競馬場が多いこともあり、この距離で行われる統一グレードは全国的にも多い。ただ本日根岸ステークスが行われるJRA東京競馬場の1400m戦は、オールダートで、かつコーナー2つというコースレイアウト。この優秀な舞台で行われる統一グレードがこの1戦だけしかないことに、惜しいという気持ちを抱くのは私だけだろうか。

上位は拮抗しているが、最終的にベストウォーリア本命とした。3連覇を目指したマイルチャンピオンシップ南部杯と、前走のJBCスプリントはいずれも2着に終わったが、どちらも相手が悪すぎたという1戦で、衰えと判断するのは早いだろう。そもそもコーナー2つの1400m戦は、一番力を発揮できる舞台。今回は未対戦の馬が多い組み合わせになったが、それらを蹴散らして貫録を示す舞台になると考えている。

対抗にはニシケンモノノフを取り上げる。前走兵庫ゴールドTで久々の統一グレードタイトルを手に入れたが、直近2年間でOP特別を4勝し、統一GⅢ2着も3回。この路線では知られざる安定勢力で、統一グレードだけでこの馬を評価するのは危険な存在だ。東京コースも一昨年の武蔵野Sで、勝ったノンコノユメから0.3秒差の4着があり、適正は問題ない。重賞連勝の場面も十分あると見ている。

兵庫ゴールドTで人気を裏切ったノボバカラは、ここメンバーでも本命を打つことを考えた。ただ1度も先頭に立たせてもらえなかった前走のように、自分の思うような競馬ができないと崩れてしまう姿を見ると、やはりそれは二の脚を踏んでしまう。昨年だけで統一グレードを3勝したように、スプリント路線の牽引役を期待する評価は変わっていないが、今回は心を鬼にして単穴評価に止めた。

チャンピオンズCで最後方から4着まで追い込んだカフジテイクは、今回と同じ東京1400m戦で、3走前に制したOP特別を含め2戦2勝。距離適性も本来こちらで、現在の勢いを考えれば初の統一グレードタイトル獲得の可能性もあるだろう。ただし極端な直線強襲型で、重賞での近2走も嵌った感が強い。最終的に4番手評価としたが、他に重い印を打ちたい馬がいなかったためと思っていただきたい。

そのカフジテイクに2戦続けて後塵を拝しているキングズガードは、大きく崩れるタイプではないため、ノーマークにはできないタイプ。今回も差のない競馬は出来るのではないだろうか。あと大穴で取り上げたいのはラストダンサー。前走のOP特別勝ちを含め、東京コース5勝のコース適性は1番で、それでどこまで実力馬に迫れるか警戒したい。

今回は印を回せなかった実力馬・素質馬が多くなったが、例えば一昨年のJBCスプリントを制した(9)番コーリンベリーは、この距離だと単騎逃げが欲しいところ。しかし東京の1400m戦は逃げ馬に苦しい馬場な上、同型も揃った今回は、厳しい戦いと見た。また昨年制したモーニンを彷彿とさせる、5戦4勝の明け4歳馬(15)番ベストマッチョも、初OPで一気の相手強化となる舞台。可能性は認めても、今回は期待をかけるには酷な相手である。

最後に岩手から参戦する(8)番ラブバレットにも触れれば、スピードは2年連続で3着に入ったクラスターCや、レコード勝ちを果たした前々走の笠松GPなど、通用するモノはある。ただ勝ち負けとなると、もまれずにスムーズな競馬ができないと厳しく、それを考えればこの枠は戦い辛い。心情的には印を入れたかったが、ノーマークは止むを得ないだろう。

(出走取り消しや当日の馬場状況等による予想変更は行わないのでご了承ください)
(詳細な出走表は日本中央競馬会のオフィシャルサイト等で確認してください)

明日以降の予定
1月31日 佐々木竹見カップジョッキーズグランプリ(川崎)
2月1日 川崎記念(川崎・統一グレード)
Commented by 博田伸樹 at 2017-01-31 01:27
根岸ステークス結果

1着 ☆ (3)番 カフジテイク(1番人気)
2着 ◎ (5)番 ベストウォーリア(3番人気)
3着 − (13)番 エイシンバッケン(4番人気)

馬複は860円。カフジテイクの末脚は見事だったが、ベストウォーリアは前さえ捉えれば勝てると踏んでいたのだろう。それが結果的に、私の予想と同様に相手を過小評価していたため、追い込んで来る前に決着を付けられなかった1戦だったといえるだろう。

by hirota-nobuki | 2017-01-28 22:00 | Comments(1)

地方競馬・ダート競馬の発展を願ってやまない博田伸樹(ヒロタ・ノブキ)です。この場を通じて地方競馬・ダート競馬により興味を持つ人が1人でも増えてほしいと願っています。 twitter:@HirotaNobuki


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