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2016年5月22日の注目レース 盛岡「あすなろ賞」・金沢「北日本新聞杯」・高知「黒潮皐月賞」

5月19日に園田競馬場で行われたのじぎく賞は、高知所属のディアマルコが制したが、これは高知所属の3歳馬として初めて地方全国交流競走を制した1戦でもあった。高知競馬では昨年、17年ぶりに2歳新馬戦を実施したが、ディアマルコはその舞台でデビューした高知生え抜き馬。その中からこうやって全国の舞台で活躍する馬が登場時したことは、今後に向けても大きいだろう。好循環が続いている高知競馬から、今後ますます目が離せないと感じている。

注目レース<1> 盛岡競馬10レース「第17回 あすなろ賞」

◎(本命) (5)番 コミュニティ
○(対抗) (8)番 モズ
▲(単穴) なし
☆(特注) なし
△(連下) (4)番 ブラゾーハリー、(1)番 オメガスパーキング

<自信度> ◎単勝=A  ◎○ワイド=B  3連複BOX=B


今日は盛岡・金沢・高知の3場で重賞競走が行われるが、これを北から順に紹介していく。まずは盛岡のあすなろ賞だが、岩手競馬における中長距離路線のスタートとなる競走だ。このレースから一條記念みちのく大賞典を経て、マーキュリーCと進むが、その後は12月に行われる北上川大賞典までこの路線の競走がない。ほぼ毎開催、1800mのA級戦が組まれているとはいえ、長期間目標となる舞台がないのは何とかならないだろうか。

ここはコミュニティ本命で仕方がないだろう。中長距離路線における安定感は岩手随一だし、ナムラタイタンなど他の主力メンバーも不在。しかも今年は春先のパフォーマンスが物足りなかった昨シーズンと違い、いい状態でシーズンを送っているのも好感が持てる。シアンモア記念を回避してまで備えてきた以上、連覇がかかる一條記念みちのく大賞典に向けても、負けられない1戦である。

完全に2着争いの1戦だが、対抗はモズを指名する。昨年は主戦を務めた高橋悠里騎手がシーズン途中から韓国に遠征。その関係でコンビが解消されてから、見せ場のない競馬が続いていた。それが高橋悠里騎手に戻った前走でいきなり2着に入り、このコンビでこそ力を出せるという事を証明した。それなら昨年のこのレースで、最後までコミュニティを苦しめた走りも期待できると判断した。

この他は信頼を置ける馬が見当たらないが、かといって小頭数なのであまり手を広げたくもない。最終的には盛岡で6戦3勝の高アベレージを残すブラゾーハリーに、中央1000万から転入して1度使われた上積みを見込めるオメガスパーキングの2頭を取り上げたが、取り上げなかった馬も含めて帯に短しタスキに長し。この辺りは当日の気配優先で判断する方が、良いのかもしれない。

注目レース<2> 金沢競馬11レース「第24回 北日本新聞杯」

◎ (5)番 バーバリライオン
○ (8)番 ミスターダヴィンチ
▲ (1)番 シュシュ
☆ (11)番 ガンバレショコラ
△ (9)番 ケイティマーヤ

<自信度> ◎単勝=C  ◎○ワイド=C  3連複BOX=C


金沢と高知の重賞は、いずれも3歳馬の1戦。金沢の北日本新聞杯は、創設当初は8月に行われていたが、その第1回を制したのはミスタールドルフ。後に今でも史上最高メンバーとされるダービーグランプリを、当時のコースレコードで制するなど、地方競馬を代表する名馬として名をはせた。今年のメンバーに、そんな可能性を感じる馬はいるのだろうか。

ここはバーバリライオンに注目が集まる。ホッカイドウ競馬でデビュー勝ちした後、中央に移籍。ここでは1度も入着できずに金沢に移籍してきたが、いきなり2連勝。しかも2戦とも今期の3歳馬ではベストタイムでの圧勝と、その素質の高さを如何なく発揮している。確かに金沢のトップクラスとは初対戦だし、1700mへの距離延長も良いとは言えない。それでもスピードの違いで押し切れるのではと見て、本命を打ちたいと思う。

対抗としたミスターダヴィンチは、ホッカイドウ競馬で3勝を挙げ、南関東でも2着2回の力量馬。転入初戦の前走は2着に終わったが、乱ペースに巻き込まれたもので、内容としては悪くなかった。環境に慣れた今回は、前走以上が見込めると判断して、この評価とした。

単穴としたシュシュは、確実に最後追い込んで来る末脚が持ち味。距離延長でその末脚の威力が増すようであれば、まとめてまであるだろう。前走は人気を裏切ったガンバレショコラだが、崩れた1戦とは言えず、大きく評価を下げたくない。巻き返し可能とみて4番手評価。前走準重賞を制したケイティマーヤは確かに強かったが、時計的には平凡。すんなり先行できないと脆いタイプでもあり、ここは評価を下げた。

注目レース<3> 高知競馬7レース「第20回 黒潮皐月賞」

◎ (5)番 ブラックビューティ
○ (9)番 セイエスパーニャ
▲ (10)番 サプールコンゴ
☆ なし
△ (1)番 ハルノフェスタ、(8)番 スティルフル

<自信度> ◎単勝=B  ◎○ワイド=B  3連複BOX=A


騎手変更:(11)番 バーニングヒーロー 三村展久 → 上田将司

高知の黒潮皐月賞は、高知競馬の3歳3冠路線の1冠目。冒頭で紹介したディアマルコはもちろんのこと、前哨戦といえる3月に行われた土佐春花賞を制したキモンクラブも南関東に移籍したため、ここでは不在。そのキモンクラブは、18日の大井競馬で迎えた南関東初戦で2着。勝った馬はデビューが遅れた素質馬だったので、高知のトップクラスがどれだけの力量を持っているか、測ることが出来た印象がある。

さて、主力2頭が不在ということで、必然的に土佐春花賞2着のブラックビューティに期待が集まる。2歳時に金の鞍賞を制しているように、この世代ではトップクラスの力を持っている馬。年明けからは古馬C1級で差のない競馬を繰り返している点も、高く評価すべきポイントだ。対古馬戦で見せているパフォーマンスを発揮すれば、勝利を掴めると見て、本命を打つことにした。

対抗はセイエスパーニャを取り上げる。中央未勝利から転入し、ここまで5戦3勝。鞍上が赤岡修次騎手に変わってから強い内容で3連勝を決めているだけでなく、時計面も優秀だ。主力メンバーと対戦がない点も魅力的で、今の勢いでどこまで通用するか見ものだ。

単穴は土佐春花賞で3着だったサプールコンゴ。高知で連対を外したのはその1戦だけで、まだまだ出世が見込まれる存在。前走の兵庫チャンピオンシップは参考外も、この遠征がパワーアップにつながっていれば、逆転の可能性もあると感じている。

ここまで取り上げた3頭による三つ巴戦と考えているが、狂い目があれば土佐春花賞4着だったハルノフェスタに、南関東時代に重賞出走歴もあるスティルフル。特にスティルフルは高知に来てから大幅に馬体が減っているため、馬体が回復した時にどんな末脚を繰り出せるのか、気になるところである。

(出走取り消しや当日の馬場状況等による予想変更は行わないのでご了承ください)
(詳細な出走表は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)

明日以降の予定
5月24日 ヒダカソウカップ(門別)
5月25日 赤レンガ記念(門別)、川崎マイラーズ(川崎)
5月29日 九州ダービー栄城賞(佐賀)、サファイア賞(盛岡)
5月31日 北海優駿(門別)
6月1日 さきたま杯(浦和・統一グレード)
Commented by 博田伸樹 at 2016-05-23 00:30
あすなろ賞結果

1着 ◎ (5)番 コミュニティ(1番人気)
2着 △ (1)番 オメガスパーキング(2番人気)
3着 − (3)番 シャーク(4番人気)

単勝120円・馬複150円的中。コミュニティは勝ったけど、もっと圧倒する姿を見たかった。

Commented by 博田伸樹 at 2016-05-23 00:34
北日本新聞杯結果

1着 ◎ (5)番 バーバリライオン(1番人気)
2着 − (10)番 ザウアー(10番人気)
3着 − (3)番 スマイリーキュート(7番人気)

ザウアーは勝った前走より、負けた前々走が気になって手を伸ばせなかった。バーバリライオンの単勝は130円。

Commented by 博田伸樹 at 2016-05-23 00:40
黒潮皐月賞結果

1着 ◎ (5)番 ブラックビューティ(2番人気)
2着 ○ (9)番 セイエスパーニャ(1番人気)
3着 ▲ (10)番 サプールコンゴ(3番人気)

単勝250円・馬複190円・3連複190円的中。ブラックビューティが貫録を見せた1戦ということでいいと思う。

by hirota-nobuki | 2016-05-21 22:00 | Comments(3)

地方競馬・ダート競馬の発展を願ってやまない博田伸樹(ヒロタ・ノブキ)です。この場を通じて地方競馬・ダート競馬により興味を持つ人が1人でも増えてほしいと願っています。 twitter:@HirotaNobuki


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