2015年9月6日の注目レース 水沢「ビギナーズカップ」
2015年 09月 05日
先週行われたJRAGⅢ新潟2歳Sを強烈な末脚で制したロードクエストが、クラシック候補として注目されているが、この馬の母マツリダワルツは岩手競馬で活躍していたことをご存知だろうか。重賞タイトルこそ3歳時のひまわり賞1つだけ(他に現在は重賞に格上げされたOP特別2勝)だったが、この世代には2006年の統一GⅢエーデルワイス賞を制したパラダイスフラワーや、芝の王者として君臨したボスアミーゴなどがいた、ハイレベルと言われた世代。その中で存在感を放ち、岩手競馬を賑わせた馬が、その子供で競馬場を賑わせたことは感慨深いものがある。それがブラッドスポーツと呼ばれる競馬の奥深さと言えばそれまでだが、競走馬時代に地方生え抜きとして活躍した馬の産駒が、今後も数多く競馬場を賑わせてほしいものだ。
注目レース 水沢競馬11レース「第33回 ビギナーズカップ」
◎(本命) (2)番 チャイヨー
○(対抗) (3)番 サプライズハッピー
▲(単穴) (6)番 ボーンインタイム
☆(特注) なし
△(連下) なし
<自信度> ◎単勝=B ◎○ワイド=A 3連複BOX=A
かつては2歳戦最初の特別(現在の重賞)として6月に行われた時もあったが、入厩頭数の減少や芝路線の前倒しなどの関係で、一番最初という形ではなくなった。それでもダートではこの競走が初重賞で、この先の南部駒賞や金杯に向けた戦いが始まる一戦という位置づけは変わっていない。
ここは8月23日に水沢で行われた認定戦(フューチャーステップ)上位組と8月15日の若鮎賞組が相対する形。どちらも甲乙つけがたいが、本命は認定戦を勝ったチャイヨーとした。500キロを超える雄大な馬体から繰り出される走りはスケールの大きさを感じさせ、前走も着差以上に強い競馬だった。それでも現状はその馬体を持て余し気味にも映るが、裏を返せば今後の成長も期待できるということ。将来性を含めて狙うことにした。
対抗のサプライズハッピーも遜色ない存在だ。前走の若鮎賞は大外から鋭く伸びて、勝ったメジャーリーガーに肉薄する2着と好走。ただこの馬の場合、課題になっているのがスタートで、チャイヨーに競り負けた前々走も、出遅れて後方からの競馬にならなければどうだったかという内容だった。序列の差は課題を抱えているかどうかの分で、現状での力量は互角と考えている。
この2頭に割って入るとすればボーンインタイム。前走はチャイヨーに捕まってしまったが、その前のレースではチャイヨーを封じて逃げ切りを決めている。印上位2頭は逃げなくても良いタイプなだけに、逃げ馬のマークが緩くなるなら、ハナを奪って粘り込むチャンスは十分あると見ている。
小頭数もあって、印の上ではこれ以上手を広げないことにしたが、もう1頭なら(5)番ポエムトウショウか。若鮎賞3着は立ち回りの巧さが光ったが、初ダートの今回で前進があれば、初勝利が重賞という珍しいシーンが見られるかもしれない。
(出走取り消しや当日の馬場状況等による予想変更は行わないのでご了承ください)
(詳細な出走表は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)
明日以降の予定
9月8日 戸塚記念(川崎)、イヌワシ賞(金沢)
9月10日 秋桜賞(名古屋) ※可能なら
9月12日 ヴィーナススプリント(水沢)
9月13日 青藍賞(水沢)
