2015年9月4日の注目レース 園田「園田チャレンジカップ」
2015年 09月 03日
兵庫県競馬の基幹距離と言えば、本日行われる園田チャレンジカップでも使われる1400m戦。古馬唯一の統一グレードである兵庫ゴールドトロフィーも同じ距離で行わるだけに、地元の番組もこの距離で強い馬を発掘できるよう、整備するのが本来だろう。しかし現実は、年間を通じて1400mの古馬重賞は前記した2競走のみ。兵庫ゴールドトロフィーを目指す馬は、どう地元で力をつけていくのか微妙な環境にある。年間を通じてバランス良い重賞体系を作ることを求めたいが、中長距離偏重の現状を守るのであれば、今度は中長距離の統一グレード導入を求めたいところ。“その金ナイター”という興行面からだけでなく、番組面からも攻めの姿勢を見せてほしいところだ。
注目レース 園田競馬10レース「第12回 園田チャレンジカップ」
◎(本命) (4)番 ニホンカイセーラ
○(対抗) (7)番 マルトクスパート
▲(単穴) (8)番 トリニティチャーチ
☆(特注) (9)番 トーコーニーケ
△(連下) (2)番 ヒシサブリナ、(10)番 バトルランチャ
<自信度> ◎単勝=D ◎○ワイド=C 3連複BOX=B
JRAGⅠマイルチャンピオンシップのトライアルに向けた地区代表決定戦でもあるが、今年は遠征勢の参戦はなし。このレースが全馬地元勢で行われるのは初めてだが、今期東海・北陸地区の短距離重賞で兵庫勢が活躍する場面が目立っていることから、遠征しても脈がないという印象が生まれているのかもしれない。
上位陣は見た目以上に力量が接近していると見ているが、本命はニホンカイセーラ。昨年の兵庫ダービー以降、1400mに専念し、ここまでA1級4勝。今年になって敗れたのはトウショウセレクト(前走、金沢スプリントC優勝)だけで、同馬不在の今回はきっちり決めたいところ。ただ前走、1700m戦の摂津盃に登場すると、経験に乏しい舞台で尚且つ57キロのトップハンデを背負わされ、ブービー負け。良く言えば適性がハッキリしたと言えるが、負け過ぎ故にダメージがないかの方が気になり、当日の雰囲気に気を配ることをお勧めする。
対抗にはマルトクスパートを取る。園田ではここまで20戦14勝。4着以下のない安定感は魅力で、3走前の園田FCスプリントでは逃げてサクラシャイニー(昨年の兵庫ゴールドトロフィー3着など)と小差の競馬に持ち込んだ辺りに、スピード能力の高さが伺える。ニホンカイセーラとは2戦2敗だが、ハナを奪ったのはこちら。先行馬が揃っているとはいえ、ここもハナを奪える可能性が高く、先手の利で逆転するシーンは十分考えられる。
不気味なのはトリニティチャージ。中央1000万から転入後、4戦目となった前走で待望の初勝利を挙げたが、ここまで使って来たのはいずれも1700m戦。中央時代も終盤は長い距離を使っていたが、その当時の2勝はともに1200m。距離短縮で持ち味である末脚の切れ味が増すようなら、まとめて面倒を見てもおかしくない。
トーコーニーケは地元の頂点を期待されていた馬。ただ今期は順調に使えない上、凡走するシーンも目立っている。それでも短距離戦では崩れていないことから、現状ではこの距離に絞った方が良いのではないだろうか。関東オークス2着と統一グレードでも結果を残しているように、実績は最上位だけに、これ以上は評価を下げられない。
前走、笠松のくろゆり賞で2着に入ったヒシサブリナは、このメンバーに入ると実績面で見劣る印象は否めないが、今の勢いでどこまで上位陣に迫れるか。あと先行馬が多い組み合わせだけに、追い込みタイプからバトルランチャを大穴候補として取り上げておきたい。
(出走取り消しや当日の馬場状況等による予想変更は行わないのでご了承ください)
(詳細な出走表は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)
明日以降の予定
9月6日 ビギナーズカップ(水沢)
9月8日 戸塚記念(川崎)、イヌワシ賞(金沢)
