2015年4月27日の注目レース 水沢「留守杯日高賞」
2015年 04月 26日
今日取り上げる留守杯日高賞の“留守”とは、長年水沢の地を収めてきた留守家に由来する。留守家は1629(寛永6)年、初代水沢城主となった留守(伊達)宗利が、日高神社の改築を始めとする旧水沢藩整備の礎を築いて以来、約240年にわたって水沢の発展に尽力した。ここでいう“日高”とは日高神社のことを指しているが、日高神社にはその功績をたたえ、留守宗利の銅像が建立されている。
注目レース 水沢競馬9レース「第15回 留守杯日高賞」
◎(本命) (3)番 グッドギアー
○(対抗) (4)番 ユヅルノオンガエシ
▲(単穴) (1)番 ミトノレオ
☆(特注) (9)番 クリールジェニー
△(連下) なし
<自信度> ◎単勝=C ◎○ワイド=C 3連複BOX=C
“グランダム・ジャパン”のスタートとともに地方全国交流となった2010年以降、このレースを制したのは全て遠征勢。統一グレードならまだしも、地方全国交流で地元勢が勝っていないレースは極めて珍しい。それだけ近年の岩手競馬に、全国区で活躍する若駒が登場していないことを示す、象徴的な結果と言えるだろう。
それだけに、地元のエース格であるグッドギアーの評価はかなり迷った。というのも今回の遠征勢は、地元で重賞を制している馬が複数参戦し、過去最高のメンバーと言えるもの。しかも遠征勢に徹底先行組が目立つことも、先行するグッドギアーには戦いにくい組み合わせに見える。それでも連勝した今期2戦の内容は良かったし、前走の時計も翌日以降と比較して、時計がかかる中で同じ程度の時計を出しているのなら、かなり優秀だ。そこに地元の利を加味すれば、遠征勢を凌げる計算が立つと最後に判断して、本命を打つことにした。
道営で2歳重賞を制しているユヅルノオンガエシは、前々走のプリンセスC当時は後方から流れに乗れず、ミラクルフラワーの逃げ切りを許す結果。それでも最後の末脚は見るべきものがあったし、その後の東京2歳優駿牝馬7着も、ここに入れば威張れる数字。今回は展開も向きそうなので、本命にすべきは本来こちらなのだろう。最終的に今期初戦での遠征競馬となる点が若干引っかかり、対抗評価に止めたが、能力的には互角以上の評価をしていると考えてほしい。
前走新緑賞で重賞初制覇を飾ったミトノレオは単穴評価。当時の相手関係はそれほど厳しいものではなかったが、過去の戦績を振り返ると、2月の梅桜賞でトーコーヴィーナスの3着がある。この時の時計差が1.4秒差だが、仮にここにトーコーヴィーナスがいれば、まず負けないだろうという評価。だとすれば、梅桜賞だけ走れれば互角に戦えると計算できるのではないか。
4番手評価のクリールジェニーは、前走のあやめ賞では最後グッドギアーに離されたが、やや深追いした印象もあり、休み明けを考えれば及第点。1度使われた上積みに加え、差すレースができれば、当時の0.9秒差は詰められる。遠征勢が苦戦すれば、一気に勝ち負けに加われるだろう。
ところで、展開面でハナ争いをしそうなのは(2)番ホレミンサイヤと(11)番ラブディーバの遠征勢2頭。どちらも逃げてこそというタイプだが、岩手デビューという意味でも共通している。どちらもハナを奪えたとしても、グッドギアーらのプレッシャーに耐えられないと見て敢えて無印としたが、手を広げるとなればこの辺りをお勧めする。
このレースにも注目 水沢競馬10レース「桜花特別」(A級1組)
◎ (8)番 コミュニティ
○ (5)番 ケイジータイタン
▲ なし
☆ (2)番 ボストンリョウマ
△ (1)番 エアラギオール
<自信度> ◎単勝=A ◎○ワイド=A 3連複BOX=B
昨年の桐花賞を制したコミュニティは、今期初戦となった赤松杯で4着と敗れた。序盤から先行勢の速い流れについていけず、最後は差を詰めたものの、先行勢を捉えることが出来なかった。その敗戦が納得いかなかったか、あるいは当初の予定通りかわからないが、今開催にも登場してきた。
今回は1800mに伸びるため、前走のように追走に苦労する場面は考えられず、また相手も大幅に楽。ライバルも転入初戦の前走でモズを破った、元中央準OPのケイジータイタンしか見当たらないので、コミュニティにとっては相手を絞って戦える組み合わせ。ここで勝てないようだと先々に疑問符が付きかねないだけに、注目したい1戦だ。
(出走取り消しや当日の馬場状況等による予想変更は行わないのでご了承ください)
(詳細な出走表は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)
GW期間中の予定は、27日中に別途案内します。
