2015年2月22日 ダート統一グレード「フェブラリーステークス」
2015年 02月 22日
本日行われるフェブラリーSも注目だが、その前座で行われる「ヒヤシンスステークス」も、3歳ダート路線を占う意味で毎年注目される1戦だ。このレースの優勝馬から2008年のサクセスブロッケンなど、ジャパンダートダービーの優勝馬を3頭輩出。また2000年のノボジャックは、翌年創設されたJBCスプリントの初代チャンプとしてその名を刻んでいる。今年は統一GⅠ全日本2歳優駿から、優勝したディアトムズをはじめ、上位5頭がすべて参戦。これに、その後に2勝目を挙げたメンバーらがどう戦うのかに注目が集まる。
東京競馬11レース「第32回 フェブラリーステークス」(GⅠ)
◎(本命) (4)番 コパノリッキー
○(対抗) (10)番 ベストウォーリア
▲(単穴) (5)番 カゼノコ
☆(特注) (11)番 ワイドバッハ
△(連下) (6)番 ハッピースプリント、(2)番 コーリンベリー
ドバイ遠征が決まったホッコータルマエは昨年の反省もあったか、定石通り自重した。それでも統一GⅠ優勝馬8頭が揃った豪華メンバーが、白熱した戦いを見せてくれることは間違いないところだ。
本命は連覇を目指すコパノリッキーだ。昨年は最低人気での逃げ切りとあって驚かされたが、その後に統一GⅠ2勝を重ねた昨年の活躍は見事と言う他ない。国内専念もあって年明けはホッコータルマエを避けるローテーションになったが、前走の東海Sは調教代わりの圧勝劇。今回の1600m戦もベストと言える距離で、本命にしない理由は見当たらない。不安があればスタートだが、出遅れて差しに回って快勝したかしわ記念の例もあり、2000m級のレースほど気にする必要はないと思う。
対抗以下の各馬は、力量接近でほぼ横並び。その中から、昨年のマイルチャンピオンシップ南部杯を制したベストウォーリアを対抗評価とした。昨年の南部杯はメンバーが小粒だったのを差し引いても強い内容だったし、南部杯がフェブラリーSと親和性が高い点も見逃せない。正直、1600mでもやや長いという印象を持っているので、南部杯以降に結果が出ていないのはそのため。今回の条件なら力を出せると見ている。
単穴は川崎記念でホッコータルマエの2着に喰い込んだカゼノコ。直線一気型で展開に注文が付くタイプだが、前走の川崎記念はいつもより前で戦えたことで、ホッコータルマエを追い詰める走りが出来た。1600mへの適正は微妙だが、前半が速くなる分、かえって戦いやすいか。ならば前走と同じようなレースができれば、まとめてのシーンは十分考えられる。
ワイドバッハの評価は正直迷った。というのもJRAGⅠとなった1997年以降、統一GⅠ未連対の馬が前走負けて参戦したケースで、勝ったのは統一GⅠ初出走だった昨年のコパノリッキーだけ(2着も2001年以降なら1例のみ)。前走の根岸Sは、勝ったエアハリファに上手く乗られた分の2着とはいえ、その意味で臨戦過程に不安感は拭えない。展開不問で確実に追い込んでくる点は魅力だが、相手強化も含め、4番手評価に。
大井から参戦するハッピースプリントは、前走の川崎記念は消化不良の内容で、あれが地力ではない。地方競馬を見続けている立場もあり、本当はもっと評価を上げたかったが、カゼノコと2戦2敗という相性や、芝スタートに対する不安を考えると、△以上の評価はできなかった。最後に単騎逃げ濃厚のコーリンベリーが絶好枠を引いたので、この残り目を大穴候補として警戒したい。結果的に東京大賞典同様、(1)番ローマンレジェンドに印を回せなかったが、比較的速い時計が出る東京コースは合いそうな印象があり、この馬まで勝つチャンスがあると見ている。
最後に浦和から参戦する(12)番サトノタイガーにも触れると、道中我慢が効けば見せ場もありそうだが、入着級以上の期待はどうか。19日の浦和競馬で落馬負傷した御神本訓史騎手から三浦皇成騎手への急遽乗り替わりも、大きなマイナス要因だ。
(出走取り消しや当日の馬場状況等による予想変更は行わないのでご了承ください)
(詳細な出走表は日本中央競馬会のオフィシャルサイト等で確認してください)
