2015年2月10日 もう1つの注目レース 佐賀「たんぽぽ賞」
2015年 02月 10日
国内のサラブレッド生産牧場の大半は北海道にあるため、北海道産馬以外で競走を組むのは極めて困難だ。過去には岩手競馬で東北産馬限定戦が創設されたが長続きせず、また千葉県産馬限定戦を年1回だけ組んでいた船橋競馬でも、20年ほど前を最後に行われなくなっている。そう考えれば、この競走をはじめとする九州産馬限定競走が、非常に貴重な存在であることが理解できるだろう。
今日のレース 佐賀競馬9レース「第19回 たんぽぽ賞」(3歳九州産)
◎(本命) (11)番 グランデコマンド
○(対抗) (3)番 クリノヤクマン
▲(単穴) (10)番 カシノゼウス
☆(特注) (5)番 ミスターベアー
△(連下) (4)番 ヒマラヤテンカ、(1)番 テイエムクロウサギ
第19回というのは地方でこのレースが行われるようになってからの回数で、それ以前から中央の小倉開催で行われていた競走だ。中央所属馬の500万(1勝クラス)下という条件は、その当時から変わっていない。
本命はグランデコマンドを指名する。元々中央の九州産限定戦で連続2着の実績馬で、一般馬相手でも着順こそ悪かったが、スピードは通用していた。前走のトライアル・ミヤマキリシマ特別で待望の初勝利をマークしたことで、ダートでもその力が発揮できることを示しただけでなく、コースへの適応も示したことが大きなアドバンテージ。その時計・内容も優秀だったし、そこから一本に絞ったローテーションも好感が持てるもので、ここは連勝を期待したい。
相手にはクリノヤクマンを。一般馬相手のデビュー戦で2着に入り、高い素質を見せた馬。その後九州産の未勝利を制し、2歳九州産の頂点を決めるひまわり賞でも2着と、この世代の九州産では屈指の存在。世代の頂点にいるエフェクトが不在のここなら本命でも良いところだが、初ダートの前走を見ると、ダート適正にやや疑問を感じた。地力で圧倒するシーンは考えつつも、対抗に止めることにした。
一発があればミヤマキリシマ特別で2着だったカシノゼウス。このレースの後、笠松の未勝利交流でも3着と健闘し、地方の馬場に高い適性を見せた点が強調材料。初勝利が大舞台となる可能性も十分にありそうだ。
もう1つのトライアル・ノカイドウ特別を制したミスターベアーは、当時から時計を詰められるかが課題。クリノヤクマンとともに小倉の九州産限定戦で勝利しているヒマラヤテンカもダートは疑問だが、その実績には注意を払いたい。地方勢では苦しいが、ミヤマキリシマ特別でグランデコマンドに競りつぶされたテイエムクロウサギが、違う戦い方をした時に僅かな可能性を感じる。
(出走取り消しや当日の馬場状況等による予想変更は行わないのでご了承ください)
(詳細な出走表は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)
